ロゼばかりのワイン会が面白かった
Date: 2022/06/21
Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
カリフォルニアのロゼばかりを持ち寄ったワイン会に参加してきました。
写真の左から
★Daou Discovery Rose Paso Robles 2020 (Grenache, Sauvignon Blanc)
★Pax Trousseau Gris Russian River Valley 2019 (Trousseau)
★Eugenia Rose of Cinsault Central Coast 2017 (Cinsaut)
★Mattiasson Rose California 2020 (Syrah, Grenache)
★Cedarville "Susan Marie" Rose Fair Play 2020 (Syrah, Grenache)
★Flowers Rose Sonoma Coast 2020 (Pinot Noir)
★La Sirena Rosato Amador County 2018 (Primitivo)
★Amuse Bouche Pret a Boire Rose Napa Valley 2017 (Grenache, Syrah)
事前に「泡もあり」と聞いていたので1本くらいは泡があるかと思ったら全部スティルでした。
最初に開けたのは左から3番めのサンソーのロゼ。日本未輸入のものです。8本の中で一番色が薄かったのでこれから開けましたが、意外と味わいはしっかり。オレンジ系の風味が印象的でした。ロゼというよりオレンジワインぽい雰囲気。
2本目はマサイアソン(左から4番目)。私が持参したワインです。これはしみじみ旨いワイン。マサイアソンは全般にしみじみ系ですが、これは特にそれを感じました。
次はフラワーズ(だったかな?)。右から3番めです。意外にも唯一のピノ・ノワール・ベースのロゼです。これは皆大好きな味。やっぱりピノ・ノワールのロゼはいいですね。
パックス(左から2番め)は真っ白のラベルにエンボス加工でPaxの字が入っています(写真だと全然わかりませんが)。トゥルソーグリを使ったワインで、チャーミングな味わい。
ダオ(一番左)はグルナッシュとソーヴィニヨン・ブランのブレンドという珍しい組み合わせ。グルナッシュらしい風味がしっかりあります。酸もきれいで個人的にはかなり気に入ったワインです。
残り3本はブラインド(といってもラインアップは公開)で飲みました。
一番左のアミューズ・ブーシュは見るからに濃厚で、一番しっかりした味わい。赤ワインに近い味を求めるならこれですね。
ラ・シレナは非常に親しみやすい味。ちょっと残糖もあるかもしれません。
シダーヴィルはマロンペーストの風味が面白いワイン。輸入元のMitsyさん持参のワインです。
料理もロゼに合わせた形で用意していただきました。店は西馬込のイルドコリンヌです。
2時半からのワイン会で終わってもまだ6時前。この季節だとまだ外は明るいです。ロゼはこんなシチュエーションにも似合います。
正直、ロゼだけで飽きないかとか、ちょっと心配だったのですが、杞憂でした。ロゼばかり飲む機会とかめったにないので、こんなに違うんだということも分かり面白かったです。