ソノマ北限のピノ・ノワールに高評価のセカンドラベル
ソノマ・コーストの北のはずれにアナポリスという人口400人ほどの小さな町があります。太平洋からはわずか8km程度。ソノマ・コーストの中でも有力なワイナリーの多いオクシデンタルからは北西に50kmほども離れた遠いところです。そのさらに北方に畑を持つのがアストン・エステート(Aston Estate)。ナパのベクストファー・ト・カロンのカベルネで一世を風靡したシュレーダー・セラーズのフレッド・シュレーダーと、そのワインメーカーであるトーマス・リヴァース・ブラウンが2001年に始めたワイナリーで、ピノ・ノワールだけを作っています。
2021年にトーマス・リヴァース・ブラウンがすべての権利を買い取って、単独のオーナーになりました。そのことと関係あるのかどうかは不明ですが、2018年のヴィンテージからセカンドラベルを始め、2019年のヴィンテージから日本にもセカンドラベルが輸入され始めました。
個人的にもアストンのピノ・ノワールは大好きです。ソノマ・コーストのピノ・ノワールは、冷涼感を持ちながら、日差しの強さから赤果実だけでなく黒果実の風味まで持つものが多いですが、アストンは海までの近さか標高の影響かは不明ですが鮮烈な赤果実の風味ときれいな酸を持ち、濃厚でありながらエレガントさも感じます。
セカンドラベルは10%新樽使用などワイン造りは基本的にファーストと同じです。違うのは1年早くリリースされること。また「ソノマ・コースト」名義になるので買いブドウを含むことができるのですが、2019年のヴィンテージについてはすべて自社畑のブドウを使っているということです。生産量は400ケースとファーストの650ケースよりも少量です。
価格はファーストの14500円に対して8500円と4割も安くなっています。2019年はジェブ・ダナックが94点と、2018年のファーストの93点よりも高評価を付けています。ファーストの14500円も、クオリティから考えれば高いとは思いませんが、セカンドの8500円はかなりのバーゲンです。
アストンの最大の難点(と個人的には思っている)であるラベルは、ファーストが大きく赤の✕印が入るのに対して、セカンドはそれがなくなっており、そこも好印象。これは「買い」です。
2021年にトーマス・リヴァース・ブラウンがすべての権利を買い取って、単独のオーナーになりました。そのことと関係あるのかどうかは不明ですが、2018年のヴィンテージからセカンドラベルを始め、2019年のヴィンテージから日本にもセカンドラベルが輸入され始めました。
個人的にもアストンのピノ・ノワールは大好きです。ソノマ・コーストのピノ・ノワールは、冷涼感を持ちながら、日差しの強さから赤果実だけでなく黒果実の風味まで持つものが多いですが、アストンは海までの近さか標高の影響かは不明ですが鮮烈な赤果実の風味ときれいな酸を持ち、濃厚でありながらエレガントさも感じます。
セカンドラベルは10%新樽使用などワイン造りは基本的にファーストと同じです。違うのは1年早くリリースされること。また「ソノマ・コースト」名義になるので買いブドウを含むことができるのですが、2019年のヴィンテージについてはすべて自社畑のブドウを使っているということです。生産量は400ケースとファーストの650ケースよりも少量です。
価格はファーストの14500円に対して8500円と4割も安くなっています。2019年はジェブ・ダナックが94点と、2018年のファーストの93点よりも高評価を付けています。ファーストの14500円も、クオリティから考えれば高いとは思いませんが、セカンドの8500円はかなりのバーゲンです。
アストンの最大の難点(と個人的には思っている)であるラベルは、ファーストが大きく赤の✕印が入るのに対して、セカンドはそれがなくなっており、そこも好印象。これは「買い」です。
カリフォルニアワインあとりえです。
Wassy'sです。
柳屋です。