サンタ・バーバラ勝手に応援月間ももうじき終わりということでまとめて紹介しておきます。

まずは今やSanta Barbara,Santa Rita Hillsを代表するワイナリの一つになったMelville。Pinot NoirのCarrie'sはTerraceと並んでここのフラグシップ的ワイン。品質的にもすごく安定していて,ややあたりはずれがあるBrewer-Cliftonよりも安心して飲める感じがします。2006年はWine Advocate誌で93点。2001年以降の同誌のポイントは90,92,91,95,92,93と見事です。米国の価格は55ドル程度ですから,国内は若干高いかなと思わなくもない程度。

同じくMelvilleのVerna'sシリーズはローヌ品種のSyrahとViognierを作っていて,どちらもコスト・パフォーマンスの高さがかなりのもの。2006のSyrah Verna'sはWAで93点。米国で20ドル台半ばなので3000円台前半はまあまあいい価格。

シラーつながりで柳屋のシラー試飲会で優勝したというのがSanta Barbara WineryのSyrah 2005。現地価格は多分15ドルくらいです。2200円はまあまあの価格でしょう。

Santa Barbaraの功労者Richard SanfordのAlma RosaのPinot Noirは米国でも30ドル台ですから,税抜き3480円はかなり安いです。

最後は注目株の一つDierberg。Tantaraのピノで知られていますが,自身のワイナリでもPinot Noirを作っています。さらに,ここが作っているCabernet SauvignonはStar Laneという名前で昨年かなり話題になりました。一時期国内は品切れになっていましたが,また入荷しているようです。SF Chronicle紙などでも高く評価されています。