読売新聞のサイトにカリフォルニア・ワインインスティテュートが75周年という記事が出ていました。1934年6月に設立されたそうです。禁酒法が終わった次の年ということですね。有名な堀賢一さんがここの日本代表であるように,カリフォルニアワインの普及と啓蒙に,ワイン・インスティテュートが果たしてきた役割はかなり大きいと思います。裏を返せば,日本ではこのような団体がないのが日本のワインがもう一つ伸びてこない理由の一つのようにも思います。

例えば,ワイン・インスティテュートは今月「Discover California Wines」というサイトをオープンしています。自分でワイナリ・ツアーのルートを作れるなどかなり凝っていて,よくできたものです。こういったところに力を入れられるというだけでも大したものです。

Discover California Wines