今のようにPinot Noirがブームになる以前,2000年ころのカリフォルニアのピノで頂点に立つワイナリの一つがWilliams-Selyemでした。店頭ではまず見かけないしあっても150ドル以上,メーリング・リストも数年待ちという状況で訪問すら受け付けてもらえなかったことを覚えています。

その後オーナーが代わって品質維持が危ぶまれたものの,うまく切り抜けて今でも品質の高いピノを作っていることは周知の通り。今でも日本ではRochioliやDehlingerと並んでRRVの高嶺の花状態が続いています。

そのWilliams-Selyemが珍しくセールで出ています。しかもいずれもほぼ現地価格あるいはそれ以下という安さ。しかも送料込み。これはピノファンなら買いでしょう。まず,2005年のWeir VineyardはWine-Searcherでの平均価格が85ドルに対して6000円。Ferringtonは2004,2006がいずれも8465円に対して88ドル,98ドル,Westside Road Neighborsは2004~2006がいずれも9334円に対して82ドル,90ドル,101ドルです。