ときどきコメントをくださるSEIさんにお誘いを受け,ワイン会に行ってきました。メンバーはそのほかSEIさんのお知り合い二人に,ローヌ池田さん,shuzさん
ねこさんという濃い人達。SEIさんとローヌ池田さんの持っているワインの数だけで卒倒してしまいそうなすごさです。レストランは三軒茶屋のAKさん。

ウェルカムワインはいきなりブラインドで。白でシャルドネではないですよ,ということでしたが,全然分からず。答えはドーブネのアリゴテ。ヴィンテージは96? 言われてみるとなるほど,という気もしないではないですが,ブラインドであたるはずはないです。

その後はKrugの1988年,KistlerのChardonnay Cuvee Cathleen 1996,Kistler Pinot Noir Cuvee Natalie 2006,SaxumのProprietary Red James Berry Vineyard 2005までが前半戦。すべてWine Advocate誌では95点前後取っているすごいワインばかりです。

Krug…おいしいです。これだけ飲んでいたいような感じ。Kistlerのシャルドネは若干難しいワイン。おいしいのですが時間が経っている割には熟成した雰囲気がそれほど出てきていないような感じがありました。それもKistlerらしいところなのかもしれません。一方,若いNatalieはさすが。Kistlerのピノだなあという味。骨格がきちんとして隙がない感じ(わけわかな感想ですみません,この程度のことしか書けないので)。Saxumは僕の持参ワイン。Syrah70%のローヌ系ブレンド。この日はローヌの大家がいらっしゃるので持っていったものです。自画自賛ですが,これもおいしい。ちょっと美味しすぎるくらい。するする飲めて,あんまりシラーっぽさはないかもしれません。KistlerやSaxumは,料理のトリッパにもよく合ってました。

ワイン

この後はブルゴーニュのオンパレード。最初はMichel Bonnefondのリュショット・シャンベルタン。池田さんによると,ちょっとブレタノマイセス(ブレット)が感じられるということ。いわゆる馬小屋臭の元だそうですが,言われないと欠陥ではなく個性なのかなと思ってしまいそうです。次はNoellatのニュイサンジョルジュ。さらにデュジャックのClos de la Roche 97,ルソーのClos de la Roche 99と続きます。

この中ではルソーが抜群。クリアで酸が伸びてくる感じ。ブルゴーニュだなあというワインです。すばらしい。

さらに最後にデザートワインを二つ。どちらもニュージーランドの貴腐ワインでSpy ValleyのリースリングとPegasus BayのChardonnayです。

全部で11本。デザートワインはハーフなので実質10本分ですが,7人でこれだけ。ちょっと容量オーバーです。その割には二日酔いもなく,たっぷり寝てすっきり起きられました。みなさんありがとうございました。