Jancis Robinsonが50周年を迎えたRidgeを訪問した記事を書いています(Ridge - a California exception | Tasting Notes & Wine Reviews from Jancis Robinson)。

話の中心になっているテーマの一つがアルコールの度数。ご存知のように多くのカリフォルニアワインは14%を超えていますが,Ridgeは今も13%台の下のほうでとどめています。Jancisはそれを好ましいものとして書いています。RidgeのワインメーカーであるPaul Draperは「high alcohol is the choice of the proprietor. It is not dictated by global warming.」とコメントしています。

Ridgeの良さが分かるのは大人って感じがします。

ところで,記事の下にワインの大まかな価格が出ているのですが,たとえばLytton Springsの英国の価格は23.49ポンドと書かれています。日本円に換算すると3200円台。これって日本の価格と比べて安すぎないですか? 何度も書いてますが,リッジの日本の価格は高すぎます。送料うんぬんという話もありますが,英国に運ぶのに比べて日本への送料がそんなに高いということはないでしょう。オーナーである大塚製薬さんにはこのあたりの努力,もっとしてほしいものです。