ちょっとタイミングを逃してしまった感もありますが,Robert Mondavi直系のプロジェクトContinuumの2007年が国内入荷しています。今やMondaviの手を離れてしまったOpus Oneと飲み比べても面白いかもしれません。

Continuumは故Robert Mondaviの次男Tim,長女(Timの姉)のMarcia,妻のMargritのワイナリ。長男のMichaelはMという別のワイナリを手がけていますが,Robertが参加していたContinuumが直系といっていいでしょう。2005年のデビュー・ヴィンテージがWine Advocate誌で95点,2006年も96点と高い評価が付いています。

ただ実は2005年と2006年がOakvilleの畑から購入したブドウでワインを作っていたのに対して,2007年からはプリチャードヒルに購入した畑のブドウを使っています。品質の変化が気になるところではありますが,既にWine Spectator誌では97点という高得点がついているそうです(2005年は93,2006年は95点)。
【11/02追記】SFGateの記事によると2007年で使われているプリチャードヒルのブドウはまだ15%。メインはTo-Kalonの畑だそうです。

かたやOpus Oneも2005年からWAで95+,93+,95点と2000年初頭の低迷からようやく脱した様子。よくなってからのものは飲んでいないので,こちらも気になるところではあります。

飲み比べ候補のもう一つとしては,Continuumが畑を購入した元の持ち主である「Cloud View」のワインです。こちらは1万円程度とContinuumの約半額。味わいはどう違うのでしょう?