先日お伝えした、Wine Advocate誌のレビュワーJay Millerに関して、2011年末でWine Advocateを離れることをロバート・パーカーが発表しました。

パーカーは、Jay Millerが離れる理由を明確には書いていませんが、過酷なスケジュールと孤独な執筆作業、すばらしい発見がある一方で、何千もの凡庸なワインのテイスティングがあること、などでレビュワーは疲弊するのだと示しています。また、これまでの貢献についてもJayをねぎらっています。

また、Jay Millerのコメントとして、今回の騒動とは無縁であり、ワイナリ訪問で金銭を受け取ったことは一度もないことが付記されています。

Jayのカバー範囲のうち、スペインと南米はNeal Martinが、オレゴンとワシントンはDavid Schidnechtが新たに担当することになります。

まあ、おそらく今回の件はこれで“手打ち”ということになるのでしょう。Jayの名誉は守った形で実質解雇なのだろう、という線ではないかと思ってしまうのですが、どうなのでしょうね。