「日本で飲もう最高のワイン」というイベントがあります。これは、すべてブラインドの試飲でワインに点数を付けて、美味しいワインを選ぶというもので、専門家とワイン愛好家でそれぞれ評価によって賞を与えます。

賞は20点満点中18以上がプラチナ、16以上18未満がゴールド、14以上16未満がシルバーとなっています。

プラチナを得るのは平均18点以上ですから100点満点にすると90点以上です。ちょっとやそっとでは取れない狭き門です。実際には白ワインで専門家5本、愛好家3本、フルボディの赤ワインで専門家3本、愛好家4本がプラチナに選ばれています。

この中で白ワインで1つ、赤ワインで1つが専門家愛好家の両方でプラチナに選ばれました。白ワインはクラウディア・ベイのソヴィニョン・ブラン、赤ワインはCh. Itai Takaha dragon beauty Rutherford Cabernet Sauvignonです。


Dragon Beautyはクラッシュパッドで作っているワイン。畑はRutherfordにあるGeorges IIIというからびっくりです。Georges IIIはAndy Beckstofferの畑で、かのSchraderやSterling、Duckhorn、Caymusといった錚々たるワイナリがここのブドウを購入しているのです。

いや、すごいですね、まじで。なんというか、素人がオリンピックで表彰台にいきなり登ってしまった感じです。