ニュージーランドの研究者が、ブドウを人間が収穫するより機械で収穫する方がおいしいワインができるという研究結果を発表しています(Hand picked grapes may not be best for wine - Yahoo! Finance New Zealand)。

この研究によると、人手で摘んだSauvignon Blancと機械収穫したSauvignon Blancを比べると、「マルボロ・スタイル」と言われるようなパッションフルーツや柑橘類のアロマが、機械で摘んだものの方が上だったとのこと。

パーカーの掲示板では、現在の機械収穫について詳しく書かれていましたが、それによると、よくトレーニングされた人なら、機械収穫で、ブドウの実以外のものが混じらないように、調整できるとのこと。人手で摘んだとしたら10人で数時間かかるところを、45分くらいで収穫できるので、機械収穫の方がワインがおいしくなるというのは、決して詭弁ではないとのことでした。

機械収穫への偏見を改めるべきなのかもしれないですね。