「お勝手口」的2012年10大ニュース
みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年末は大掃除で忙殺され、更新もできなかったのですが、今年はがんばりたいと思います。
で、毎年恒例の10大ニュースを最初の記事で取り上げます。
10位。カリフォルニアにバランスの時代が到来か?
IPOB(In Pursuit of Balance)というグループができたことに象徴されるように、カリフォルニアでもパワー一辺倒からバランスの時代へと変革が始まったような気がします。Wine Advocate誌のカリフォルニア担当がロバート・パーカーからアントニオ・ガローニに代わったことも影響しているのかもしれません(関連記事)。
9位。Inglenook、45年ぶりの復活
Coppolaが旧Inglenookのワイナリを買い取ったのが1975年。そのときからの悲願だったInglenookブランドを36年ぶりに2011年に買い取り、2012年にはInglenookを冠したワインが登場しました。ワイナリ名も変更し、新時代が到来しようとしています(関連記事)。
8位。Kenzoがいよいよ本領発揮か
David AbreuにHeidi Barrettという現在考えられる最高のメンバーでワイナリを始めたKenzo Estate。当初は日本人の成金が…みたいな印象もありましたが、2012年にはWine Spectator誌で注目のニューフェースに選ばれたり、念願のエステート・ボトルがリリースされたりと、いい話が増えている感じです(関連記事)。
7位。ついに景気上昇か
リーマン・ショック以降ワイン業界も高額ワインが売れないなど、難しい時期が続いていましたが、2012年にはついに反転に転じた感じです。さらに、2011年の収穫が少なかったこともあり、ブドウ不足による値上げという話も出てきています(関連記事)。
6位。Shafer RelentlessがWS誌のWine of the Year
Shafer Relentlessはシラー飲まず嫌いの人に飲んでほしいシラーです。まじで美味しいです。なのでWine of the Yearは理解できるのですが、このワイン、柳屋でしばらくセールになっていたのです。5000円台ですよ、5000円台。このブログでも2回くらい紹介しましたから、この値段でも瞬殺ではなかったようです。というわけでこのブログのお薦めに乗っておくといいことがある(かもしれない)ということです(関連記事)。
5位。Wine Advocateに変革
レビュアの社員化や編集長の交代など、構造改革が進んでいます。新生Wine Advocate誌は、今後も注目の的になりそうです(http://californiawine.jp/blog/item/5104)。
4位。「日本で飲もう最高のワイン」でCh. Igai Takaha Dragon Beauty Rutherford Cabernet Sauvignonがプラチナメダルに
このワイン、Andy Beckstoffer所有のGeorge IIIというすごい畑のブドウを使っています。それもすごいことですが、批評家、一般ユーザー両方に認められたというのも重要です(http://californiawine.jp/blog/item/4746)。
3位。2012年のヴィンテージは上々
2011年のヴィンテージは数十年ぶりという難しい天候であり、正直ワインはいいものをよく吟味する必要があるでしょう。2012年に一転問題らしい問題のない良好なヴィンテージになりました。ただ、10月後半からは雨が多く、貴腐ワインなどは苦労したようです(http://californiawine.jp/blog/item/4998)。
2位。CWG閉店
麻布十番にあったカリフォルニアワインのレストランCWG(California Wine Garden)が7月に閉店しました。残念な限りですが、CWGはショッピングなどのサイトとして生まれ変わっています。今後のCWGにも期待です(関連記事)。
1位。電子書籍「無敵のカリフォルニアワイン講座《ナパ編》」発行
5月にEPUB版。11月にはAmazonのKindleに対応したバージョンを出しています。KindleはAmazonの検索に出るので、特に宣伝をしなくても、少しずつ売れるところが、EPUB版と大きく異なります。並の単行本の倍くらいという情報量を誇ります(関連記事)。
で、毎年恒例の10大ニュースを最初の記事で取り上げます。
10位。カリフォルニアにバランスの時代が到来か?
IPOB(In Pursuit of Balance)というグループができたことに象徴されるように、カリフォルニアでもパワー一辺倒からバランスの時代へと変革が始まったような気がします。Wine Advocate誌のカリフォルニア担当がロバート・パーカーからアントニオ・ガローニに代わったことも影響しているのかもしれません(関連記事)。
9位。Inglenook、45年ぶりの復活
Coppolaが旧Inglenookのワイナリを買い取ったのが1975年。そのときからの悲願だったInglenookブランドを36年ぶりに2011年に買い取り、2012年にはInglenookを冠したワインが登場しました。ワイナリ名も変更し、新時代が到来しようとしています(関連記事)。
8位。Kenzoがいよいよ本領発揮か
David AbreuにHeidi Barrettという現在考えられる最高のメンバーでワイナリを始めたKenzo Estate。当初は日本人の成金が…みたいな印象もありましたが、2012年にはWine Spectator誌で注目のニューフェースに選ばれたり、念願のエステート・ボトルがリリースされたりと、いい話が増えている感じです(関連記事)。
7位。ついに景気上昇か
リーマン・ショック以降ワイン業界も高額ワインが売れないなど、難しい時期が続いていましたが、2012年にはついに反転に転じた感じです。さらに、2011年の収穫が少なかったこともあり、ブドウ不足による値上げという話も出てきています(関連記事)。
6位。Shafer RelentlessがWS誌のWine of the Year
Shafer Relentlessはシラー飲まず嫌いの人に飲んでほしいシラーです。まじで美味しいです。なのでWine of the Yearは理解できるのですが、このワイン、柳屋でしばらくセールになっていたのです。5000円台ですよ、5000円台。このブログでも2回くらい紹介しましたから、この値段でも瞬殺ではなかったようです。というわけでこのブログのお薦めに乗っておくといいことがある(かもしれない)ということです(関連記事)。
5位。Wine Advocateに変革
レビュアの社員化や編集長の交代など、構造改革が進んでいます。新生Wine Advocate誌は、今後も注目の的になりそうです(http://californiawine.jp/blog/item/5104)。
4位。「日本で飲もう最高のワイン」でCh. Igai Takaha Dragon Beauty Rutherford Cabernet Sauvignonがプラチナメダルに
このワイン、Andy Beckstoffer所有のGeorge IIIというすごい畑のブドウを使っています。それもすごいことですが、批評家、一般ユーザー両方に認められたというのも重要です(http://californiawine.jp/blog/item/4746)。
3位。2012年のヴィンテージは上々
2011年のヴィンテージは数十年ぶりという難しい天候であり、正直ワインはいいものをよく吟味する必要があるでしょう。2012年に一転問題らしい問題のない良好なヴィンテージになりました。ただ、10月後半からは雨が多く、貴腐ワインなどは苦労したようです(http://californiawine.jp/blog/item/4998)。
2位。CWG閉店
麻布十番にあったカリフォルニアワインのレストランCWG(California Wine Garden)が7月に閉店しました。残念な限りですが、CWGはショッピングなどのサイトとして生まれ変わっています。今後のCWGにも期待です(関連記事)。
1位。電子書籍「無敵のカリフォルニアワイン講座《ナパ編》」発行
5月にEPUB版。11月にはAmazonのKindleに対応したバージョンを出しています。KindleはAmazonの検索に出るので、特に宣伝をしなくても、少しずつ売れるところが、EPUB版と大きく異なります。並の単行本の倍くらいという情報量を誇ります(関連記事)。