ちょっと目を離していると、どんどん新しいワイナリが出てくるのがカリフォルニアの面白さでもあり、取っ付きにくいところでもあるのですが、特にセントラルコーストのピノ・ノワールは、その傾向が強く感じられます。

Paul Latoは、ここで取り上げるのは今さら感があるかもしれませんがWine Advocate誌で最高98点(2007年のBien Nacidoのシラー)を取っている大注目株です。ピノ・ノワールでも最高96点(2008年のPisoni、通称Lancelot)です。

ただし、Paul Latoは生産量が少なく、人気も高いため、入手は容易ではありません。値段も高いです。特に日本では見つけたらすぐに買うくらいの勢いでないと入手できないと思います。

そこでもう一つ注目なのがHilliard Bruce。ここのコンサルタントとしてPaul Latoが参加しています。こちらもWine Advocate誌では最高93点。2010年のシャルドネと2008年のMoonというピノ・ノワールです。

こちらも生産量は少ないですが、日本での価格も7000円前後とPaul Latoに比べれば大分安くなっています。

柳屋に入荷されたのは一瞬でなくなったようですが、California Wine Gardenではまだ在庫があります。なお、ここは会員価格が大分安くなっているので、会員登録してログインしてからご購入なさることをお薦めします。

2010 Hilliard Bruce Vineyards Chardonnay Sta. Rita Hills (ヒリアード・ブルース シャルドネ)
2010 Hilliard Bruce Vineyards Pinot Noir Sun Sta. Rita Hills (ヒリアード・ブルース “サン” ピノ・ノワール)

柳屋に再入荷しました。これが最終だそうです。