サンタ・クルーズ・マウンテンズのワイナリというと、圧倒的に知名度が高いのがリッジで、次にちょっと変化球でボニー・ドゥーン。マニア好みのマウント・エデン(イーデン)というのが日本における相場でしょうか。

ややマニアックなワイナリが多い中で、マウント・エデンに並ぶ実力があるのがVarner(ヴァーナー)/Neely(ニーリー)/Foxglove(フォックスグローブ)。これは1つのワイナリですが、ワインによって名前を使い分けていて、安価なラインがフォックスグローブ。ピノ・ノワールは単一ブロック物がニーリーで、それらのブレンドがヴァーナー。シャルドネはその逆で単一ブロック物がヴァーナーで、ブレンドがニーリー。

この辺のわかりにくさに加え、輸入量の少なさといったところが、マウント・エデンに比べるとマイナーに見えてしまう理由でしょうか。個人的にはどちらも大好きなワイナリです。

前置きが長くなりましたが、カリフォルニアワインあとりえにピノ・ノワールのHidden Block 2009(単一ブロック物なのでニーリーです)が再入荷しています。

5000円台というありがたい値段。ちなみにWine Advocate誌では94点。値段そのものよりも、とにかく生産量も輸入量も少ないワインなので手に入るだけでもありがたいです。