昨年からときどき出てくるKendall-Jackson(ケンダル・ジャクソン)グループの過去在庫発掘もの。昨年出てきたアタロンのメルローは日本経済新聞の土曜日版「NIKKEIプラス1」で8位に選ばれたとか。もともと品質の高いワインが、熟成した状態で、しかも在庫処分価格で出てくるのですから、お値打ちは間違いないところです。



個人的には、アタロンは飲んでないのですが、シェヴリオという1000円台のピノ・ノワールはびっくりするくらい美味しかったです。



同じような形で今回出てきたのはPelton House(ペルトン・ハウス)のメルロー。ソノマのナイツヴァレーのワインです。ヴィンテージは2005年。

ナイツヴァレーはピーター・マイケルがあるAVAですが、一般的に知られているのはベリンジャーのカベルネ・ソーヴィニヨンでしょう。カリストガの北で温暖な地域のため、ボルドー品種に向いています。「ナパ」と付かないためか、ワインも格安な傾向があります(ピーター・マイケルは例外)。

ペルトン・ハウスは5年前ころまでは本格的なワイナリとして展開する予定だったようですが、今ではその計画はなくなり、ここの畑のブドウはケンダル・ジャクソンの他のワインに使われているそうです。

税込みでも3000円という格安です。