インシグニアなどの高級ワインで知られるジョセフ・フェルプスが、3年を費やしてワイナリーを大幅に改装しました(Phelps Unveils Winery Upgrade | Wine News & Features )。

今回の目的は観光客の増加。セールス・アンド・マーケティング・ディレクターのマイク・マッケヴォイは「ナパはワイン・ツーリズムの中心地となっているが、うちはそれに乗り遅れていた」と語っています。

そのため、今回の改築では醸造用のタンクが置いてあったところを5つのテイスティング・ルームにしました。様々な人数のグループに対応できるようにするとのことです。

私がジョセフ・フェルプスを訪問したのは、もう20年も前のことですが、予約のみで割と狭いところに詰めて座らされ、敷居が高く感じたものでした。

今後は、もっと訪問しやすいワイナリーになりそうです。

なお、この場所でワインを醸造したのは2006年まで。それ以降は近隣の施設に移っています。