フランスのワイン業界団体が、中国の偽ワイン市場についてのレポートを密かに公表しました(How Big Is China's Counterfeit-Wine Problem? French Report Calls It An Industry)。

レポートを作成したのはThe Comité National des Conseillers du Commerce Extérieur de la France (CNCCEF)。それによると中国の偽ワインは、「本物のワインが1本あったら、偽ワインも1本以上はある」というほど大きな市場になっているとのこと。また、偽ワインが横行することが、中国のユーザーのワイン離れを招いている面もある、とのことで対策が急務としています。

ただ、偽ワインにはなかなか有効な対策がなく、国家間の微妙な問題もはらむため、このレポートは作成後、一度葬られてしまったとのこと。今回は「密かに」公開されたもようですが、今後どのように波紋が広がるのか気になります。