モンダヴィ一族は大きく分けると、ロバート・モンダヴィの長男であるマイケル・モンダヴィ、次男のティム・モンダヴィ、そしてロバートの弟で先日なくなったチャールズ・クリュッグ(Charles Krug)のピーター・モンダヴィの子供や孫たちと、3系統あります。

この中でも一家の団結力が強いのがピーター・モンダヴィ系。現在チャールズ・クリュッグのオーナーであるマーク(Marc)・モンダヴィには4人の娘がおり、それぞれワイン業界で活躍しています。例えば次女のアリシア(Alycia)が作るAloftなど…。

そして、この4人が協力して作っているのがダーク・マターというワイナリーです(Dark Matter Wines)。
Dark MatterのWebサイト

オドロオドロしいデザインですが、作っているワインはしごくまっとう。カベルネ・ソーヴィニヨンとジンファンデルを、家族の畑のブドウから作っています。畑の管理は有名なジム・バーバー(Jim Barbour)。

ワインメーカーを務めるのは長女のアンジェリナ。アンジェリナはマイケル・モンダヴィの息子のロブとFourth Leafというワイナリーもやっています。

ただし、生産量は非常に少なくカベルネ・ソーヴィニヨンで85ケース。入手はかなり困難なワインのようです。

モンダヴィ一族のワインは、ずいぶん増えてややこしくなったので、一度整理しないといけないですね。