ワインの販売形態としては、ガラス瓶が圧倒的にメジャーですが、遅ればせながらワインでも他のパッケージングのものが増えてきています。米国ではここ数年缶入りワインが急成長。昔から安売りワインでは人気だった箱入りワインでも、ブドウ品種を明記した高級箱売りワインが大きくシェアを伸ばしています。

高級箱入りワインのブランドとしては「ブラック・ボックス(Black Box)」「ボタ・ボックス(Bota Box)」が覇権を争っていますが、その一つのボタ・ボックスはこの春から国内でもアサヒビールが販売しています(高級箱入りワイン「ボタ・ボックス」が国内販売開始)。

当初は実売価格が750ml換算で1000円を超えていたので、ちょっと割高感がありましたが、ヒグチワインではカベルネ・ソーヴィニヨンが3000ml3本で8880円(税込み)と、750ml換算で740円(税込み)とかなり安くなっています。しかも送料無料。これならば安いチリワインなどと比べても価格的に割高感なく飲めます。他の品種も750ml換算で900円を切っています。3000mlのボックスは、中にビニールの袋が入っており、注いでいっても空気に触れないような構造になっているので、劣化にも強いという特徴があります。

500mlの「ミニ」の方はさすがに、750mlに換算するとまだ1000円を超えてしまいますが、こちらは冷蔵庫に入れておいても邪魔にならないサイズが魅力。

なお、個人的には赤はカベルネ・ソーヴィニヨンがおすすめ、白はピノ・グリージョがいいと思います。特に爽やかで夏向きです。


ここからはミニです。