ワイン・アドヴォケイトが2016年と2017年を中心にしたナパのワインのレポートを発表しています。レビュアーは編集長のリサ・ペロッティ・ブラウンです。全部で1379本のワインの評価を行うというかなり徹底したレポートです。

ヴィンテージの評価では2016年は非の打ち所がないとのこと。一方、2017年はワイナリーによるばらつきが大きいとのこと。

実際今回100点のワイン、実に34本もあるのですが(数え間違いでなければ)、うち2016年は29本。2017年はゼロという絶対的な差がありました。

ちなみに2017年の最高評価は97-100。そのすべてが白ワインでした。

2017年というと10月の火事による煙の影響が懸念されていましたが、実際には煙のフレーバーで評価が低かったものはなく、それよりも9月に気温40℃を超える日が4日間も続いたことが品質に大きく影響したようです。

参考までにオーパス・ワンの評価(9月に出ていたのを見逃していました)は2016年が97+と2013年、2015年に並ぶ自己最高の評価だったのに対し、2017年は92-95となっています。