ハーシュ・ヴィンヤーズのジャスミン・ハーシュがインスタグラムに面白いストーリーをアップしていたので紹介します(ブログへの掲載許可はいただいています)。

ハーシュ・ヴィンヤードのブロック6には3種類のピノ・ノワールのクローンが植わっていますが、それによるヴェレゾン(色付き)の違いを見ています。これら3種のクローンはどれも1995年に植えたものでルートストックも同じ(3309)です。土壌やスロープの向きは多少違いがありますが、実質的にこれ以上比較の条件が整っているものはあまりないでしょう。
ハーシュ1
2枚めの写真はDijonクローンの114。一番ヴェレゾンが進んでいて7月27日時点では5粒に1粒くらいでヴェレゾンが始まっています。
ハーシュ2
ブロック6の中央はポマールとヴェーデンスウィル(でいいのかな?、綴はWädenswil)。ここはまだヴェレゾンが始まっていません。これらに比べると前に見た114は収穫量もずっと多いとのこと。
ハーシュ3
ブロック6で一番多いのがスワン・クローン。一番丘の上にあるブロック6Dではまだヴェレゾンは始まっておらず、丘の中腹の6fでは少しだけ始まっています。
ハーシュ4
写真はすべて列の中間。朝日が当たる、通路から見て西側のブドウを撮っています。
ハーシュ5
ブロック6はハーシュの「ウエストリッジ」で中核となるブロック。
ハーシュ6
最後はブロック6から見たブロック9。
ハーシュ7