ナパ郡や、ナパのワイナリーのケイマスがワイナリーの早期再開を求めてアクションを起こしています(Napa County CA asks Newsom to lift restrictions on wineries | The Sacramento BeeNapa Valley winery Caymus Vineyards seeks court help to speed reopening of California's tasting rooms)。

ナパなど、カリフォルニアの多くの地域では、ニューサム州知事のいう「フェーズ2」の外出制限措置解除に入っています。フェーズ2の前期では様々なショップ(飲食店を除く)で店舗前での商品の受け渡しやデリバリーができるようになり、後期ではレストランなども一定の条件を満たした上でオープンできるようになりました。ワイナリーも食事を提供する場合はレストランと同様の扱いになりますが、食事を提供しない場合は対象外となっています。

これが理不尽だと主張しているのがナパ郡やケイマスです。ナパ郡はカリフォルニア州あてに、ワイナリーの早期再開を求めて請願を出しており、ケイマスは州の厚生担当のソニア・エンジェルを、ワイナリーを除外したのは憲法違反だとして提訴しています。

カリフォルニアでは日本より1カ月早い3月上旬からシェルター・イン・プレイス(SIP)に入っていますから、もうじき3カ月となるところで、かなりフラストレーションが溜まっているところだと思います。