先日、ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズなどが、ワイナリーのテイスティングルームの早期再オープンを訴えているという話を書きましたが、6月5日に急遽ニューサム州知事が再オープンを認めることになりました(Relief All Round as Napa Reopens | Wine-Searcher News & Features)。

実は、私も勘違いをしていたのですが、当初テイスティングルームの再オープンに食事のサービスが必要となっていたのは全カリフォルニアではなくナパだけの話だったようです。既にソノマではテイスティングルーム再オープンが認められていたとのこと。最終的に再オープンを認めるのは郡によるので、このあたり地域ごとに対応が違っていて、わかりにくいです。

ともかく、ナパもようやく再オープンが認められたのでこれから順次ワイナリーも開いていくことになるでしょう。

また、食事の提供をしているV. サトゥイ(Sattui)などは既にテイスティングを開いています。ただ、テイスティングルームに入れる人数は、これまで認められていた人数の20%までとかなり厳しく制限されています。

このほかにもいろいろと厳しい手順に沿わなければいけないので、ワイナリー側も準備や従業員の教育など、簡単には再オープンできない事情もあるようです。

また、人数制限のこともあり、当面はテイスティングは予約した人のみということになります。ワイナリーに行く際は必ずワイナリーごとに確認して予約してから行くようにしてください。