サンタ・ルシア・ハイランズを代表する銘醸畑ピゾーニ(Pisoni)。先日、「ピゾーニのワイン、一番評価が高いのはどれ?」という記事を書きましたが、今度はピゾーニで一番安いのを調べてみました。

ソノマとサンタ・ルシア・ハイランズの著名な畑からの単一畑ピノ・ノワールにこだわる「キャピオー(Capiaux)」が最安。ショップにもよりますが最安では税込み8000円を切ります。

ピゾーニの兄弟畑であるゲイリーズ(Garys')でも最安。現行国内最新ヴィンテージの2015では、ピゾーニがヴィナスで93点、ゲイリーズが92点と高評価でした。

ワイン造りは4日から10日ほどの低温浸漬のあと、天然酵母で発酵、二酸化硫黄や酸の添加は行いません。発酵後の樽熟成では33~50%の新樽を使用しています。ノンフィルター、清澄もなしでボトル詰めしています。

骨格がしっかりして、果実味が前面に出た魅力的なスタイルがここの身上とヴィナスのアントニオ・ガッローニは書いています。



以下2本は柳屋