カリフォルニアワインあとりえにオー・ボン・クリマ(Au Bon Climat=ABC)のミッションラベルが入荷しています。

オー・ボン・クリマのインポーターは中川ワインとJALUXの2社ありますが、ミッションラベルは中川専用のキュベ。JALUXにも専用キュベがあり、そちらはツバキラベルと言います。

このミッションラベル、輸入されているオー・ボン・クリマのワインの中では入門版にあたり、若くても飲みやすい作りになっていますが、実はシャルドネは中身はビエンナシードの単一畑になっているとのこと。ピノ・ノワールもビエンナシードと自社畑のル・ボン・クリマとこれもすごい構成。

ビエンナシードといえば、サンタバーバラのサンタ・マリア・ヴァレーの超有名畑。ポール・ラトーのシラーでは最高98点(WA)、フォクセンのピノ・ノワールでは最高95点(WA)など、引く手あまたなブドウ。

オー・ボン・クリマのワイナリーはビエンナシードの脇にあり、ビエンナシードの畑の誕生から手を携えてやってきた、事実上自社畑の一つ(オー・ボン・クリマの区画は自社で栽培も見ています)。ニュイ・ブランシェやノックス・アレキサンダーなど上位版すべてのベースにもなっています。

オー・ボン・クリマはそうでなくてもコスパ抜群ですが、ミッションラベルはその中でもコスパトップと言えるでしょう。



ちなみに、ピノ・ノワールが話題になったアルタ・マリアのシャルドネもビエンナシード。これも超お得ワインです。