Twitterで

という投稿を見たので調べてみました(投稿に絵文字があると記事が保存できないので一部改変しています)。
それで見つかったのが「Bourbon Barrel-Aged Wine Isn't 'Real' Wine, and That's O.K. | VinePair」という記事です。VinePairに2019年に投稿されています。

それによると最初に始めたのはメンドシーノのフェッツァー。1980年代にフレンチオークの樽がなかなか手に入らなかったことからやむなく使ったのがきっかけだそうです。フェッツァーがバーボン樽で熟成したジンファンデル「1000ストーリーズ」を始めたのは2014年。5000ケースの生産から今では14万ケース以上へと伸びています。フェッツァーだけでなく業界全体でも2015年の80万ドルから2018年には9100万ドルへと100倍を超える成長を示しています。ちなみにガロのアポシック・インフェルノは2016年、モンダヴィ・プライベート・セレクションのバーボン樽熟成カベルネは2017年のデビューです。

オンラインワイン販売の最大手wine.comでも1年間で取り扱いブランドが1つから20個へと急増しています。

バーボン樽ワインは「本当の」ワインではないと非難する人もいます。樽香やスモーキーなフレーバーが強く、甘いヴァニラやベリーの味わいは弱く感じられます。フェデラリストはバーボン樽熟成ワイン専用のグラスも作っていますが、従来のワイングラスの形状とは異なり、蒸留酒用のロックグラスのような形をしています。楽しみ方もちょっと違うといっていいのかもしれません。