ワイン・イン・スタイルの試飲会で美味しかったワイン(2021年秋)
ワイン・イン・スタイルの試飲会から美味しかったワインを報告します。ワイン・イン・スタイルは22年3月にnakatoのワイン部門と合併してWINE TO STYLEになる予定。ワイン・イン・スタイルとしては最後の試飲会になるのかと思います。
シルヴァラードのメルロ2017(5000円、希望小売価格税別〈以下略〉)はクームズヴィルの自社畑のブドウによるもの。クームズヴィルはナパの中でも歴史ある地域なのですが、AVAに認められたのは近年で、急激に注目度が高まっています。このメルローはボディがしっかりしてコクがあります。
ヒッチング・ポストのピノ・ノワール コルク・ダンサー2017(5000円)。映画サイドウェイで使われて人気になったレストランと同名のワインで映画にも登場しています。久しぶりに飲みました。エレガントなスタイルで旨味があります。
ザ・ヒルトのエステート・シャルドネ2017(5900円)とエステート・ピノ・ノワール2018(5900円)。ザ・ヒルトはスクリーミング・イーグルのオーナーがサンタ・バーバラのサンタ・リタ・ヒルズに開いたワイナリー。サンタ・リタ・ヒルズの中でも一番冷涼なあたりに位置し、非常に高品質なシャルドネやピノ・ノワールを作っています。今や同地区の代表格の一つとなっています。ここの自社畑ワインはオールド・ワールド・スタイルのオールドガードとニュー・ワールドスタイルのヴァンガード、そしてその中間的なエステートと3種類あります。どれも高品質ですが、まずはこのエステートから試してほしいところ。シャルドネはとにかく美味しい、ピノ・ノワールはバランスの良さが光ります。
ザ・ペアリングはザ・ヒルトと、カベルネやシラーなどを作っているホナタのセカンドラベル。シラー2018(3500円)は、冷涼感あるきれいなシラー。これは相当お買い得です。
ラベルからアメリカ感がほとばしっているUSAのカベルネ・ソーヴィニヨン2017(2020円)。果実味満載で味わいもアメリカンな雰囲気たっぷりです。
トゥエンティ・ロウズのカベルネ・ソーヴィニヨン・リザーブ2019(3700円)もカリフォルニアらしい味わいのカベルネ・ソーヴィニヨン。ちょっと甘やかな感じ。これも多くの人が期待するカリフォルニアワイン的なカリフォルニアワインです。
フリーマンのアキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワール2018(11700円)はフリーマンのピノ・ノワールのフラッグシップ。このヴィンテージからは2つの自社畑のブドウがメインになっています。とてもきれいな味わい。
新入荷となったセバスチャーニのシャルドネ バターフィールド・ステーション2019(2700円)。大人気のブレッド&バター系シャルドネ。ビッグなシャルドネですがバランスは悪くない。
ファーニエンテ・グループの新ブランド「ポスト&ビーム」のカベルネ・ソーヴィニヨン2018(8200円)。価格的には安くないですが、コスパは高いカベルネ・ソーヴィニヨン。美味しいです。ナパらしい果実味としっかりしたボディ。1万円台のクオリティがあるワイン。
1月に入荷されるようです。
TNTはオークリッジ・ワイナリーがロウダイで作る廉価版ノンヴィンテージのワイン・シリーズ。ピノ・ノワール、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネがありいずれも1400円。ピノ・ノワールはワイン王国の2000円以下ピノ・ノワールで五つ星を獲得したそうです。個人的お薦めはジンファンデル。ロウダイのブドウに一番合っているのはやっぱりジンファンデルだと思います。果実味よく美味しい。コスパ抜群です。
ボー・リヴァージュのシュナン・ブラン2018(3900円)。初めて聞いたワイナリーですが、ワインメーカーはなんとワイン・アドヴォケイトで今度副編集長になったウィリアム・ケリーとのこと。ミネラル感あり、芳醇さもたっぷり。個人的にはこれまで飲んだカリフォルニアのシュナン・ブランの中でベストだと思います。すばらしい。
アルノー・ロバーツのシャルドネ トラウト・ガルチ2018(7500円)。先日、カリフォルニアで「推し地域」はあるかと聞かれて「サンタ・クルーズ・マウンテンズ(SCM)」と答えたのですが、また一つSCMで素晴らしいシャルドネを見つけました。ミネラル感たっぷりでキレのいい酸。シャブリのようなシャルドネ。
クルーズ・ワインのタナ アルダー・スプリングス2019(5900円)。タナというと濃厚なイメージがありますが、バランスよくうまみを感じるワイン。
パックスのトゥルソー・ノワール(5900円)。出汁系のうまみを求めるならこれ。
メートル・ド・シェのジンファンデル2018(3900円)。ロウダイのスタンピードという畑に1940年代に植えられたジンファンデルなどのフィールド・ブレンドによるワイン。とてもエレガント。これが3900円はかなり安いです。
ニューヨーク州のフィンガーレイクにあるエレメント・ワイナリーはマスターソムリエのクリストファー・ベイツのワイナリー。ここのワインはどれも素晴らしい出来です。ピノ・ノワール2015(8500円)はニューヨークらしい冷涼さがありうまみもたっぷり。
ニューヨークからもう一つウォルファー・エステートのロゼ「サマー・イン・ア・ボトル2020」(4800円)。さわやかなロゼですが、これはなんといってもボトルがきれい。思わず手に取りたくなります。
シルヴァラードのメルロ2017(5000円、希望小売価格税別〈以下略〉)はクームズヴィルの自社畑のブドウによるもの。クームズヴィルはナパの中でも歴史ある地域なのですが、AVAに認められたのは近年で、急激に注目度が高まっています。このメルローはボディがしっかりしてコクがあります。
ヒッチング・ポストのピノ・ノワール コルク・ダンサー2017(5000円)。映画サイドウェイで使われて人気になったレストランと同名のワインで映画にも登場しています。久しぶりに飲みました。エレガントなスタイルで旨味があります。
ザ・ヒルトのエステート・シャルドネ2017(5900円)とエステート・ピノ・ノワール2018(5900円)。ザ・ヒルトはスクリーミング・イーグルのオーナーがサンタ・バーバラのサンタ・リタ・ヒルズに開いたワイナリー。サンタ・リタ・ヒルズの中でも一番冷涼なあたりに位置し、非常に高品質なシャルドネやピノ・ノワールを作っています。今や同地区の代表格の一つとなっています。ここの自社畑ワインはオールド・ワールド・スタイルのオールドガードとニュー・ワールドスタイルのヴァンガード、そしてその中間的なエステートと3種類あります。どれも高品質ですが、まずはこのエステートから試してほしいところ。シャルドネはとにかく美味しい、ピノ・ノワールはバランスの良さが光ります。
ザ・ペアリングはザ・ヒルトと、カベルネやシラーなどを作っているホナタのセカンドラベル。シラー2018(3500円)は、冷涼感あるきれいなシラー。これは相当お買い得です。
ラベルからアメリカ感がほとばしっているUSAのカベルネ・ソーヴィニヨン2017(2020円)。果実味満載で味わいもアメリカンな雰囲気たっぷりです。
トゥエンティ・ロウズのカベルネ・ソーヴィニヨン・リザーブ2019(3700円)もカリフォルニアらしい味わいのカベルネ・ソーヴィニヨン。ちょっと甘やかな感じ。これも多くの人が期待するカリフォルニアワイン的なカリフォルニアワインです。
フリーマンのアキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワール2018(11700円)はフリーマンのピノ・ノワールのフラッグシップ。このヴィンテージからは2つの自社畑のブドウがメインになっています。とてもきれいな味わい。
新入荷となったセバスチャーニのシャルドネ バターフィールド・ステーション2019(2700円)。大人気のブレッド&バター系シャルドネ。ビッグなシャルドネですがバランスは悪くない。
ファーニエンテ・グループの新ブランド「ポスト&ビーム」のカベルネ・ソーヴィニヨン2018(8200円)。価格的には安くないですが、コスパは高いカベルネ・ソーヴィニヨン。美味しいです。ナパらしい果実味としっかりしたボディ。1万円台のクオリティがあるワイン。
1月に入荷されるようです。
TNTはオークリッジ・ワイナリーがロウダイで作る廉価版ノンヴィンテージのワイン・シリーズ。ピノ・ノワール、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネがありいずれも1400円。ピノ・ノワールはワイン王国の2000円以下ピノ・ノワールで五つ星を獲得したそうです。個人的お薦めはジンファンデル。ロウダイのブドウに一番合っているのはやっぱりジンファンデルだと思います。果実味よく美味しい。コスパ抜群です。
ボー・リヴァージュのシュナン・ブラン2018(3900円)。初めて聞いたワイナリーですが、ワインメーカーはなんとワイン・アドヴォケイトで今度副編集長になったウィリアム・ケリーとのこと。ミネラル感あり、芳醇さもたっぷり。個人的にはこれまで飲んだカリフォルニアのシュナン・ブランの中でベストだと思います。すばらしい。
アルノー・ロバーツのシャルドネ トラウト・ガルチ2018(7500円)。先日、カリフォルニアで「推し地域」はあるかと聞かれて「サンタ・クルーズ・マウンテンズ(SCM)」と答えたのですが、また一つSCMで素晴らしいシャルドネを見つけました。ミネラル感たっぷりでキレのいい酸。シャブリのようなシャルドネ。
クルーズ・ワインのタナ アルダー・スプリングス2019(5900円)。タナというと濃厚なイメージがありますが、バランスよくうまみを感じるワイン。
パックスのトゥルソー・ノワール(5900円)。出汁系のうまみを求めるならこれ。
メートル・ド・シェのジンファンデル2018(3900円)。ロウダイのスタンピードという畑に1940年代に植えられたジンファンデルなどのフィールド・ブレンドによるワイン。とてもエレガント。これが3900円はかなり安いです。
ニューヨーク州のフィンガーレイクにあるエレメント・ワイナリーはマスターソムリエのクリストファー・ベイツのワイナリー。ここのワインはどれも素晴らしい出来です。ピノ・ノワール2015(8500円)はニューヨークらしい冷涼さがありうまみもたっぷり。
ニューヨークからもう一つウォルファー・エステートのロゼ「サマー・イン・ア・ボトル2020」(4800円)。さわやかなロゼですが、これはなんといってもボトルがきれい。思わず手に取りたくなります。