江戸時代末期に、薩摩藩から英国に留学し(一行には森有礼や五代友厚もいた)、そこから米国に渡り、ソノマでファウンテン・グローヴ(今はAVAの名前で残っています)というワイナリーを設立し、Grape Kingと呼ばれたのが長澤鼎(ながさわ・かなえ)です。

かつてファウンテン・グローヴがあったところにワイナリーを持つのがパラダイス・リッジで、その縁で「カナエ・ザ・グレープ・キング」と長澤の名前を冠したシャルドネを作っていました。

ところが2017年に莫大な被害を出した山火事で、ワイナリーが焼失してしまいます。長澤の時代から唯一残っていた建物や、長澤鼎の資料館もなくなってしまいました。

ワイナリーはいまだ再建途中で、オーナーも代わり、残念ながら「カナエ・ザ・グレープ・キング」シャルドネも2018年のヴィンテージで終了となってしまいました。

先日、その2018年を試飲しましたが、非常にバランスよく、酸がきれいで上品かつ美味しいワインでした。

最後のワイン、ぜひ買ってあげてください。

カリフォルニアワインあとりえです。


ココスです。


ドラジェです。


柳屋です。送料無料でお買い得です。