アイコニック ワイン・ジャパンはカリフォルニアワインのインポーターの中でもパソ・ロブレスなどセントラル・コーストのワインを得意としており、3000円台くらいの面白いワインを数多く持っています。先日の試飲会では、特に自然派志向の新興ワイナリーのワインが気になりました。

あえて自然派志向と書いたのは、100%オーガニックだったり、SO2無添加といった定義を満たしているかどうかより、ワイナリーの姿勢としてナチュラルなワイン造りやテロワールの発現を志向しているといった意味です。

フィールド・レコーディングスはその名前が示すように、様々な畑の個性を記録していくようなワイナリー。ワインメーカーのアンドリュー・ジョーンズはブドウの苗木を売るナーサリーで働き、多くの畑を知り、そこからワインを作るようになりました。畑の75%はオーガニック、残りもサスティナブルになっています。

「スキンズ」は米国で一番売れているオレンジワイン。シュナン・ブランやピノ・グリ、アルバリーニョなどのブレンドです。フレッシュですが旨味もとてもあって美味しいワイン。
隣の「サラダ・デイズ」はオーガニックなブドウを使ったスパークリングワイン。さっぱりさわやかな味わいです。


カベルネ・フラン100%の「フラン」はかなりエレガントな作り。タンニンも意外としっかりあってグリップが効いています。

ファブリストはフィールド・レコーディングスのアンドリュー・ジョーンズがサン・リューズ/グラウンドワーク(これもアイコニック扱い)のカート・シャクリンが共同で作るブランドです。イソップ寓話からインスピレーションを得たというラベルがユニークです。ここも契約した畑のブドウを使っています。ワインの多くはヴィーガンで作られており、SO2も最低限になっています。


アルバリーニョは微発泡でフレッシュな味わい。きれいな果実味もあってスイスイ飲めてしまうワインです。


ジンファンデルは昨年の日本デビュー時にあっという間に売り切れてしまったワイン。エレガントで旨味もあります。むちゃくちゃ美味しい。


カベルネ・ソーヴィニヨンもエレガントで旨味たっぷり。


新入荷のユニオン・サクレはフランス出身のザビエル・アルノ―ダンと、独学でデザインを学んだミシガン州出身のフィリップ・マジーによるワイナリー。アルザス地方で多く造られているリースリングを中心に単一畑、単一種のワインに特化して生産しています。アルノーダンはファブリストのカート・シャクリンの下で働いていたこともあります。ゲヴェルツトラミネールは薄ピンクがきれいで、味わいもチャーミング。美味しいです。


ピノ・ノワールもカリフォルニアとは思えないほどの冷涼感。


最後はストルプマンの「So Fresh」シリーズ。ストルプマンはシネ・クア・ノンにもブドウを卸していた優秀なシラーなどで知られるワイナリー。2022年には100%ビオディナミでブドウを作るようになりました。So Freshシリーズはボージョレ・ヌーボーと同じカルボニック・マセレーションを使って発酵させたワイン。ブドウのフレッシュな味わいを残しているのが特徴。

大人気のLove You Bunchesはサンジョベーゼ、Crunch Roastie Rainbowはシラーとヴィオニエ、GGTはグルナッシュとガメイとトゥルソー。



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