カリフォルニアのスパークリング・ワインも、最高級なところを除けばシャンパーニュに劣らない品質だと思いますが、高騰するシャンパーニュとくらべて価格は抑えめ。中でもなぜかプレステージのものが日本で現地より全然安く売られているものもあります。

一つはグロリア・フェラーのロイヤル・キュヴェのヴィンテージもの。ノンヴィンテージのものも、先日やまやで買って飲みましたが2000円台と無茶苦茶安いです。ネットだとヴィンテージものの方だけのようです。

輸入元のやまやのショップで税込み4620円。米国での価格は60ドル台とレギュラークラスのシャンパーニュよりも高いクラスですが、日本では普通のシャンパーニュ並み。味わいはやはりレギュラークラスとは一線を画します。


もう1つはドメーヌ・カーネロス(テタンジェのカリフォルニア版)が誇る最高級版「ル・レーヴ」。こちらに至っては米国での価格が100ドルを超えるのに、日本では税込み7000円台。米国の半額以下という驚愕の安さです。

前に、日本のインポーターにどうしてこんなに安くしているのか聞いたこともあるのですが、戦略的なもので、というくらいで明確な答えはわかりませんでした。ただとにかく、日本だけ質の低いものを出していたり、といったことではありません。同じものがこの価格なので、むちゃくちゃお買い得です。

とはいえ、円安が続くと値上がりも避けられないでしょうから、今年のクリスマスに味わっておくのはどうでしょうか。