ワインの2次マーケット市場、2023年は14.1%ダウン
オークションや個人売買などの2次マーケットは、株式市場などと同様に資産形成に使われるケースもあります。2次マーケットの価格指標を公表しているLiv-exが100の代表的ワインの価格からなる「Liv-ex 100」(株式でいえば日経平均のようなものです)の2023年末の指標を公開しました(Liv-ex 100 closes 2023 down 14.1% - Liv-ex)。
これによると2023年12月には指標が1.1%下落、2023年全体では14.1%下落しています。Liv-ex100は20年の歴史があり、その最初と比較すると285.5%増となります。これは年利にすると平均6.98%に相当しますから、少なくとも銀行預金などと比べると相当効率のいい資産増になっていました。また、過去5年で見ると15.5%増ということになります。これは年利2.92%に相当します。
Liv-ex Fine Wine 1000という世界の1000のワインからなる指標では12月の下落幅は0.7%とやや小さくなります。Fine Wine 1000のサブセットのインデックスの中ではItaly 100が12月も0.4%上昇となっています。
単体のワインで見ると、ギガルのラ・トゥルク2018が12月に11.4%と最大の上昇幅であり、年間通しても4.8%上昇しました。
日本では2次マーケットの市場はだいぶ小さく、資産形成に使っている例も少なさそうですが、ショップなどで売られているワインの中にも2次マーケットで仕入れたものが入っているケースもあるだろうと思います。ワイン全体の価格動向にも影響しています。
これによると2023年12月には指標が1.1%下落、2023年全体では14.1%下落しています。Liv-ex100は20年の歴史があり、その最初と比較すると285.5%増となります。これは年利にすると平均6.98%に相当しますから、少なくとも銀行預金などと比べると相当効率のいい資産増になっていました。また、過去5年で見ると15.5%増ということになります。これは年利2.92%に相当します。
Liv-ex Fine Wine 1000という世界の1000のワインからなる指標では12月の下落幅は0.7%とやや小さくなります。Fine Wine 1000のサブセットのインデックスの中ではItaly 100が12月も0.4%上昇となっています。
単体のワインで見ると、ギガルのラ・トゥルク2018が12月に11.4%と最大の上昇幅であり、年間通しても4.8%上昇しました。
日本では2次マーケットの市場はだいぶ小さく、資産形成に使っている例も少なさそうですが、ショップなどで売られているワインの中にも2次マーケットで仕入れたものが入っているケースもあるだろうと思います。ワイン全体の価格動向にも影響しています。