オレゴン小規模生産者のシャルドネとピノ・ノワールを堪能
オレゴンワインのインポーター「ブルーブティックワイン」のワインを飲む会に参加してきました。ワインとは関係のない共通の友人がおり、その仲間のワイン会という形で気の置けないスタイルのワイン会でした。
ワインのラインアップは以下の通り
2017 Morgen Long Loubejac Vineyard Chardonnay
2015 Mad Violets Eola-Amity Hills Chardonnay
2017 Big Table Farm Willamette Valley Pinot Noir
2015 Andante Willamette Valley Pinot Noir
2012 Trout Lily Ranch Adams Vineyard Pinot Noir
2016 Hundred Suns Shea Vineyard Pinot Noir
1本目のモーゲン・ロングはシャルドネに特化したワイナリー。ジ・アイリーやセヴン・スプリングスなど素晴らしい畑と契約してブドウを調達しています。ルベジャックの畑はウィラメット・ヴァレーで無灌漑・サスティナブルで作られているところ。ライムやネクタリン、はつらつとした酸を感じます。ミネラル感があり黄色い花の香り。のっけから素晴らしいワインです。
2本目のマッド・ヴァイオレッツは
3本目からピノ・ノワールに入ります。
ビッグ・テーブル・ファームはラベルが印象的なワイナリー。マーケティング・マネージャーのクレアが画家でもあることから農場の動物や農機具などをモチーフに、品種やヴィンテージごとに違うラベルをデザインしているとのことで、コレクターも多いとのこと。ワインはきれいな赤果実と紅茶の風味があり、私の中でのオレゴン・ピノらしいワインでした。
4本目はアンダンテのピノ・ノワール ウィラメット・ヴァレー2015。畑はウィラメット・ヴァレーの中のVan Duzer Corridor AVA内にあり、栽培や醸造にマッド・ヴァイオレッツの人が監修などで加わっているそうです。やや濃いめの味わいでチェリーやスパイスの風味。自然派的な味わいもあります。
5本目はトラウト・リリー・ランチのアダムズ・ヴィンヤード2012。1976年に植樹したというオレゴンでは歴史ある畑ですが、オーナー夫妻は一度はワイナリーを売却、2008年からトラウト・リリーの名前で再開しました。醸造はマッド・ヴァイオレッツに委託しています。
これは劇旨なワイン。個人的にはこの日のトップでした。赤果実にちょっとブルーベリー的な風味があり、酸とのバランスが素晴らしい。12年たっていますが、まだまだ若々しいワイン。オクシデンタルにも似ているように思いました。
最後はハンドレッド・サンズのシェイ・ヴィンヤード2016。シェイの畑はオレゴンで引く手あまたの銘醸畑。このワイナリーのワインメーカーであるグラント・クルターはボー・フレールでワインメーカーを務めていた人です。2016年はセカンド・ヴィンテージですが、そこでこの畑を使えるというのが彼の実力を表しているのでしょう。果実味豊かでジューシーな味わい。これも素晴らしいワイン。
今回のワイン、どれも非常に高いレベルでした(自分のコメントではそれがあまり伝わらなさそうなことに反省しています)。ブルーブティックさんは、昨今の円安と、米国のインフレで、今後の輸入は未定とのことですが、続いてほしいものです。なかなかオレゴンのワインまではカバーできていないのが現状ですが、もっと勉強しないといけないですね。
ワインのラインアップは以下の通り
2017 Morgen Long Loubejac Vineyard Chardonnay
2015 Mad Violets Eola-Amity Hills Chardonnay
2017 Big Table Farm Willamette Valley Pinot Noir
2015 Andante Willamette Valley Pinot Noir
2012 Trout Lily Ranch Adams Vineyard Pinot Noir
2016 Hundred Suns Shea Vineyard Pinot Noir
1本目のモーゲン・ロングはシャルドネに特化したワイナリー。ジ・アイリーやセヴン・スプリングスなど素晴らしい畑と契約してブドウを調達しています。ルベジャックの畑はウィラメット・ヴァレーで無灌漑・サスティナブルで作られているところ。ライムやネクタリン、はつらつとした酸を感じます。ミネラル感があり黄色い花の香り。のっけから素晴らしいワインです。
2本目のマッド・ヴァイオレッツは
共に有名ワイナリーで豊富な経験を積んできた醸造家ケリーと栽培専門家ステューリンのゴールデンコンビ。「マッドバイオレット」という名前は彼らの二人の娘、マデレーンとバイオレット、そして彼らのヴィンヤード(葡萄園)バトンフィールドに隣接した森に咲く短命な野花マッドバイオレットに因んで付けられました。2015年のワインで、今が熟成のピークではないかと思われます。酸はモーゲン・ロングよりもやや低いですが、白桃のトロっとした味わいに、熟成によるはちみつ感が加わり、激うまです。
3本目からピノ・ノワールに入ります。
ビッグ・テーブル・ファームはラベルが印象的なワイナリー。マーケティング・マネージャーのクレアが画家でもあることから農場の動物や農機具などをモチーフに、品種やヴィンテージごとに違うラベルをデザインしているとのことで、コレクターも多いとのこと。ワインはきれいな赤果実と紅茶の風味があり、私の中でのオレゴン・ピノらしいワインでした。
4本目はアンダンテのピノ・ノワール ウィラメット・ヴァレー2015。畑はウィラメット・ヴァレーの中のVan Duzer Corridor AVA内にあり、栽培や醸造にマッド・ヴァイオレッツの人が監修などで加わっているそうです。やや濃いめの味わいでチェリーやスパイスの風味。自然派的な味わいもあります。
5本目はトラウト・リリー・ランチのアダムズ・ヴィンヤード2012。1976年に植樹したというオレゴンでは歴史ある畑ですが、オーナー夫妻は一度はワイナリーを売却、2008年からトラウト・リリーの名前で再開しました。醸造はマッド・ヴァイオレッツに委託しています。
これは劇旨なワイン。個人的にはこの日のトップでした。赤果実にちょっとブルーベリー的な風味があり、酸とのバランスが素晴らしい。12年たっていますが、まだまだ若々しいワイン。オクシデンタルにも似ているように思いました。
最後はハンドレッド・サンズのシェイ・ヴィンヤード2016。シェイの畑はオレゴンで引く手あまたの銘醸畑。このワイナリーのワインメーカーであるグラント・クルターはボー・フレールでワインメーカーを務めていた人です。2016年はセカンド・ヴィンテージですが、そこでこの畑を使えるというのが彼の実力を表しているのでしょう。果実味豊かでジューシーな味わい。これも素晴らしいワイン。
今回のワイン、どれも非常に高いレベルでした(自分のコメントではそれがあまり伝わらなさそうなことに反省しています)。ブルーブティックさんは、昨今の円安と、米国のインフレで、今後の輸入は未定とのことですが、続いてほしいものです。なかなかオレゴンのワインまではカバーできていないのが現状ですが、もっと勉強しないといけないですね。