「大日本農会」から緑白綬有効章を受けたり、岸田首相訪米の昼食会に招待を受けたりと、名誉が続くアキコ・フリーマンさんですが、今月にはノース・ベイ・ビジネス・ジャーナル誌から「ワイン業界の女性賞(Women in Wine Awards)」の「優秀ワイン醸造賞(Excellence in Winemaking Award)」を受けました。

Akiko

いくつかの賞がある中で、優秀ワイン醸造賞は「高品質のワイン生産において卓越した技術、革新性、一貫性を発揮した女性ワインメーカーを表彰」するとのことでまさにアキコさんにぴったりの賞だと思います。なお、シュラムスバーグのジェシカ・コガさん、ジョーダンのマギー・クルーズさんも同時に受賞しています。どちらも長年にわたって人気と実力を兼ね備えてきたワイナリーであり、そこに並ぶのも名誉だと思います。

フリーマンのワインの実力は、日本のカリフォルニアワインファンならだれでもご存じかと思いますから、賞を受けることは不思議でもなんでもありませんが、このように形として評価されるのは、日本人として嬉しいことです。

ここ数年で見ても、ブランドブランのスパークリングワイン、ロゼのスパークリングワイン、ロス・コブさんの畑からのリースリングと新たなワインをどんどん試みられており、2022年のウエスト・ソノマ・コーストAVA策定においてもご主人のケンさんが中心人物の一人として活動されていました。

あらためておめでとうございます。