ブルゴーニュのドメーヌ・デュジャックの共同経営者兼ワインメーカーであるジェレミー・セイス氏がナパのカベルネ・ソーヴィニヨンのワイナリーに参画しています。畑はトレイルサイド・ヴィンヤード。ラザフォードの東側にあり、長年ハイツ・セラーにブドウを供給してきています。
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ハイツ・セラーのオーナーでもあるローレンス・ワイン・エステートのカールトン・マッコイ(ダラ・ヴァレのマヤさんの夫です)がジェレミーと2020年に始めたプロジェクトで、今月最初のワインがリリースされる予定です。「1960年代と1970年代のナパ・ヴァレーの栄光の時代へのオマージュであり、テロワール主導の熟成に値するスタイル」だと言います。
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マッコイがトレイルサイドのオーナーになったのが2019年。7種類ある複雑な土壌から、テロワールを大事にしてワインを造る醸造家が必要だと思い、それで選んだのがジェレミーだとのことです。

醸造においてはナパでは一般的でない全房発酵や、果房を沈める手法などを取り入れているとか。

ちなみにジェレミーの妻はダイアナ・スノーデン・セイス。ナパのスノーデンやアッシュ・アンド・ダイヤモンズでワインメーカーをしています。