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Date: 2010/1213 Category: グルメ
Posted by: Andy
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夏にオルセー美術館展に行ったことでちょっと味をしめてしまい,今度はゴッホ展見学かたがた豚組しゃぶ庵で食事をしてきました。せっかくだからということで結婚記念日の祝いも兼ねてしまっています。

豚組しゃぶ庵1
こっちの大皿がスタンダードとプレミアムの豚

豚組しゃぶ庵2
こっちは特選という一番いい豚です。今回はこれのロースがすごくおいしく感じました。

デザート
事前に結婚記念日だと伝えておいたところ,デザートに旗が付いていました。

ゴッホ展もよかったのですがすごい人で疲れました。
Date: 2010/1207 Category: グルメ
Posted by: Andy
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アジャイルメディア・ネットワークさんで行われた「宅麺.com」の試食会に参加しました。

宅麺というのはお店のラーメンをそのまま届けるというネット販売のサービス。よくコンビニのカップ麺とかであるような,ラーメン屋とタイアップして雰囲気が似た麺やスープを作るものとは違って,本当にお店で出している麺,スープが食べられます。遠くまででかけたり,長い時間並ばずに一流店のラーメンが食べられるわけです。値段も送料を除けばお店で食べるのと同じくらいです。

ちょっと遅刻してしまい最初のラーメンは食べられず,2番目の「多賀野」のつけ麺からです。多賀野は店の前まで行ったことがありますが,あまりの行列にあきらめてしまったのでした。スープおいしい。味はしっかりしているけど,ただ濃いだけではない深みのあるスープ。

次は「ど・みそ」の味噌ラーメン。かなりこってりしています。味噌ラーメンは個人的には純連系のものが好きなのでちょっと方向性は違いますが,うまみたっぷりで万人にうけそうなスープです。麺もおいしい。

その次は「鶴亀飯店」の坦々麺。山椒が結構しっかり効いていておいしい。細麺がちょっと柔らかめだったのがちょっと残念。

「かづ屋」のチャーシューメンはすっきりタイプ。澄んだスープは出汁の香りがたっぷr。

最後につけ麺が二つ。4代目けいすけの伊勢海老のラーメンは出汁にエビの香りがたっぷり移ったもの。流星軒のカレーつけ麺はまさにカレー。どちらもおいしいけれどかなり個性的な味です。ちょっと好ききらいが出そうな感じです。

どれもよかったけれど選ぶしたらどうかなあ? すっきりスープのかづ屋が結局いちばん好みかもしれません。それにしてもこれだけ本格的なラーメンが自宅で簡単に食べられるというのはすごいですね。家でも買ってみようと思います。
Date: 2010/1206 Category: グルメ
Posted by: Andy
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先日の「セコガニ」に味をしめて,また同じものを買ってみました。12匹買うと送料無料とのことで12匹です。



初日は前回と同様,味噌汁と炊き込みご飯,茹で蟹で。前回の教訓から味噌汁と御飯はたっぷり作りました。カニはちょっと小さめでカニ味噌も少なめでしたが外子がたっぷり。味噌汁と御飯だけで幸せになります。

ワイン飲もうかと思ったのですが「やはり日本酒でしょ」という意見もあり,飲んだのがこのお酒。

貴醸酒

貴醸酒というのは水の代わりにお酒で仕込んだ日本酒だそうです。これはそれをオーク樽で貯蔵したものだとのこと。甘口で紹興酒をさらに複雑にしたような味わいです。なかなか面白いお酒。いただきものですが,かなり珍しいもののようです。



残ったカニは次の日トマトソースのパスタに。

カニパスタ

かなり美味しくできたつもりだったのですが,娘は「味が濃すぎる」という厳しい評価。残念ながら次からは作らないだろうと思います。大人向けなのかも。食べにくいしね。でも外子をはずしてソースに混ぜて食べたりしたら,悶絶もののおいしさだったのですけどね。ガーリック入れすぎたかなあ…

この日は前述のお酒ではなく,ワインにしました。あまり考えずにAugust WestのPinot Noir Rosella's Vineyard 2007。おいしいに決まっています。カニでワイン飲むときはグラスが汚れるのが難点ですが,こればかりはどうしようもないところ。

次の朝は余ったカニトマトソースを使ってピザトースト。これも美味しい。三度楽しんでしまいました。
Date: 2010/1122 Category: グルメ
Posted by: Andy
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19日が下の子の誕生日。1日遅れの20日に誕生日会をしました。そのためにローストポークに初挑戦。備忘録として書いておきます。

肉はハナマサで100g109円くらいの肩ロース1.3kg。もちろん4人で食べきれる量ではありません。1回で食べきるつもりなら800gくらいでよさそうです。

まず,晩のうちに塩胡椒とスパイスを表面にすりこみました。味が染みやすいよう,フォークでぶすぶす穴を開けています。周りにオリーブオイルをなでつけてビニール袋に入れます。ちょっと失敗したのはこのときにブロックそのままでやってしまったこと。ちょっと1切れが大きすぎて熱を通すのも味を染ませるのも難しいので途中で半分に切りましたが,最初から分けておけばよかったです。

当日の午後,表面の塩をぬぐって(本当は1回洗ったほうがいいのかも),アップルジュースを入れ,ビニール袋に空気が入らないよう固く絞って炊飯器の調理機能を使って熱を入れます。しかけたまま外出しないといけなかったので,若干温度を低めの69℃で1時間にしたのですが,結果的にはちょっと赤い血がのこってしまったので72~73℃くらいにしておいた方が良かったような気がします。

一応ソースも作りましたがなくてもよかったかも。子供たちはそのまま食べてました。

ソースはバルサミコ酢大さじ2に赤ワイン大さじ2,それにビニール袋の中の肉汁+アップルジュースを大さじ1くらい,後から醤油と最初に入れたオリーブオイルの残りを加えて煮詰めます。肉汁をもっと多く入れてバルサミコをちょっと減らした方がよかったかも。ちょっと酢のつんとした感じが残りましたがそれなりにおいしくはなりました。

付け合せの野菜は玉ねぎ2個とジャガイモ2個,人参1本を輪切りにしてオーブントースター用の皿に並べ(面倒なのでオーブントースターにしましたが,もちろんオーブンでもいいです),塩をふりかけ,オリーブオイルをかけて230℃くらいで20分程度焼きました。ブロッコリーははやりのシリコンスチーマーで1分強。

ローストポーク

写真の色がかなり赤いのは,エフェクトのせいです。じっさいはもっとピンクな感じです。

とにかく肉がやわらかくできたのは成功です。脂のところはちょっと食べにくいので,肩ロースよりも普通のロースの方がよかったかも。ヒレ肉だったらさらにいいだろうと思います。

またなにかのときに挑戦してみましょう。
Date: 2010/1118 Category: グルメ
Posted by: Andy
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日本海側でカニ漁が解禁になったということで,以前から気になっていた「セコガニ」を注文してみました。セコガニとはズワイガニのメスのこと。松葉ガニや越前ガニといったブランドになっている雄がにと比べてずっと小さいですが,内子や外子が楽しめるのと,比較的値段もお手軽なのがいいところです。解禁期間は2カ月間だけとのことです。

今回頼んだのは1kgのパック。写真のようにセコガニが8個入っていました。ゆでたものではなく生です。

カニ

もっと小さいかと覚悟していましたが,案外立派です。まだ動いているのもいます(真水に浸けておくと死んでしまうそうです)。

タワシでよく洗い,2匹は味噌汁に,2匹は炊き込みご飯,残りの4匹は茹でて食べました。味噌汁や炊き込みご飯は生カニだからこそできること。

カニづくし

さすがに身は多くありませんが,ご飯の上にさらに内子やカニミソを載せて食べたら絶品です。

いつもは輸入物のカニしか買っていないのですが,たまには旬のものをちゃんと食べるのもいいものです。

ちなみに買ったのはこちら。送料込みで2980円ですから安いです。

Date: 2010/1117 Category: グルメ
Posted by: Andy
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先週の餃子に続いて今週はシュウマイを作りました。粉物修行ということで,というのは本当は嘘で,シュウマイの皮をたくさん買っちゃったからつくってくれというリクエストに応えただけです。

シウマイ

上に貝柱を炒めたのを載せています。レシピはやはりウー・ウェンさんの本から。


焼売は閉じなくていいので餃子より簡単に作れます。具も割とシンプル。今回は使わなかったですが,エビとか少し入れるだけで急に豪華な感じになりますし。蒸すので脂を使わないのも○。最近はルクレなど電子レンジ用の蒸し器もいろいろありますから,本格的な蒸し器を持っていなくても作れると思います(うちではレミパンの蒸し台を使ってます)。

これで下の2冊と合わせて3冊ウー・ウェンさんの粉物関係の本を読んだので一旦総括しておきます。




まず,「北京小麦粉料理」は餃子だけでなく麺類も含めた粉物全般を手作りするための本。料理の幅広さでいえばこれが圧倒的に一番です。ただ,これはつくらないかなあと思うのがやや多いのはそれと裏腹なところ。

逆に「家族をつなぐ餃子の時間」は餃子に特化した内容。餃子そのものだけでなく,餃子鍋などの応用編もかなりあります。餃子を極めるならこれ。

「餃子・春巻・焼売」は半分がさまざまな餃子で,後は春巻,生春巻,焼売,揚げ焼売となっています。手作りの皮だけでなく,市販の皮を使ったものもかなり載っています。アスパラガスの揚げ生春巻きとか,おつまみっぽいのでおいしそうなのがかなりありました。自分的にはこれが一番役立ちそうです。
Date: 2010/1108 Category: グルメ
Posted by: Andy
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理由がなんだったか全然憶えていないのですが,数週間前から餃子を皮から作りたくなって,先日の日曜日にようやく実行しました。

とはいえ,準備なしで始めたので作り始めてから足りないものがいろいろ発見。冷蔵庫に切れていることが滅多にない豚ひき肉がなかったため,急遽牛丼用の牛肉を細かく切って具にしたり。

餃子作成中

なんだかんだで時間が押したので餃子を包んだのはもっぱら娘です。手作りの皮は伸びるのでヒダが作り易い。

水餃子

水餃子は予想以上に小振りで(茹でたら大分膨らみましたが),具がだいぶ余ったので,これも急遽普通の餃子の皮を買ってきてもらって焼き餃子も作成。こちらは両脇を閉じない形にしたので具が沢山入ります。

焼餃子

最後に小麦粉を溶いたのを流しこんで羽根つきの餃子に(写真では羽部分がほとんど写っていませんが)。

ちょっと余るかなあと思ったら4人で全部食べちゃいました。僕でもかなり満腹だったので子供たちははち切れそうだったのでは。

餃子の皮のレシピはウー・ウェンさんの本を見ました。

Date: 2010/1011 Category: グルメ
Posted by: Andy
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神原サリーさんのブログに「キムチを赤ワインに合わせる魔法のレシピ」という記事が出ており,ちょっとおっかなびっくりでしたが試してみることにしました。

キムチヨーグルト

キムチはコストコで売っている普通のと,韓国製のかなりおいしいのが家にあったので,まずはコストコのキムチから試してみます。ヨーグルトはビヒダスヨーグルト。キムチとほぼ同量を置きました。

食べてみると意外に悪くありません。ヨーグルトでキムチの辛さや酸味がかなりマイルドになってクリームチーズを食べているような感じです。ワインに合わせても確かに問題ありません。

次に韓国産のキムチにしてみます。こちらの方が辛さはかなり上なのですが,どちらかというとヨーグルトの風味の方が支配的で辛さはほとんど感じなくなっています。

ただし,両者を合わせることで相乗効果を発揮しているかというと若干疑問が残るところでもあります。悪くはないのですが,キムチにとってもヨーグルトにとってもこれがベストパートナーかというと…

どうしてもワインに合わせるものがないときとかの非常策と考えておいたほうがいいかもしれません。

なお,ワインは先日紹介したAlysianのRussian River Valley 2007 Pinot Noir。濃厚なピノですが豊かな酸味があってかなりおいしいピノです。
Date: 2010/0914 Category: グルメ
Posted by: Andy
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マッシュルーム好きです。特にBBQで焼いて食べるのはこの上ない美味だと思います。あのおいしさを知らない人とはきのこについて語り合いたくないほど(笑)。

といっても難しいことは何もなく,家でも焼き網の上で焼けばいいだけです。肝心なのは傘の内側の部分をなるべく水平に上にして,置いた後は触れないようにすること。焼いていると次第にそこに中から出てきた汁が溜まってきます。これがなによりおいしいのです。だからこれを食べるときはどんなに熱くても汁をこぼさないようにして一口で食べるしかありません。

冒頭からいきなり脱線してしまいましたが,マッシュルームの中でもその味わいで群を抜いていると思っているのがPortobello(Portabellaと女性形で書いてあるケースもあります)マッシュルーム。大きいものだと直径15cmくらいあり,肉厚でそのままステーキとして焼いてたべてもなんとも言えない旨みがあります。普通のマッシュルームと違うのは上述の焼いたときの汁が,肉厚のために肉(って呼んでいいのかな?)の中に閉じ込められること。だからこれを薄く切ってしまっては意味が無いのです。

で,このPortobelloをまるごと一個使ったバーガーをフレッシュネスバーガーが期間限定で売るというので早速食べてきました。

マッシュルームバーガー

Portobelloにしてはやや小ぶりですが,それでもまるごと入っているのはうれしいところ。オニオンやトマト,レタスなど他の野菜もたっぷり入っています。ソースはバルサミコ酢をブレンドしたものということで,野菜によく合います。

とにもかくにもかぶりつきます。Portabelloを噛むと中から肉汁(って呼んでいいのかな?)がじゅわじゅわと。

これです,これ。この肉汁感はPortabelloじゃないと出ないです。さらにこの汁の味とソースが混ざるとなんとも言えず美味です。

ちょっと食べにくいですが満足しました。最後に包み紙に残った汁ももったいないのでポテトに付けて全部食べました。

うまいなあ,もう一回食べたい。ちょっと値段は張りますが,個人的にはマクドナルドのクオーターパウンダーなんかよりよほど満足感がありました。
Date: 2010/0909 Category: グルメ
Posted by: Andy
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先日,お世話になった人の送別会で白金高輪にあるビストロ「kif-kif」で食事とワインを楽しんできました。ここは区民センター(図書館や区役所の出張所がある)の一部になっており,かなりリーズナブルな価格で本格的なフレンチが楽しめます。また,シェフのオススメコースを頼むとワインは無料で持ち込めるというメリットもあります。

前菜はサンマのソテーと夏野菜のグリル。
サンマのソテーと夏野菜のグリル
サンマのソテーには肝のソースがかかっており,その苦味が魚だけでなく野菜ともよく合います。野菜はオクラやピーマンなどまさに夏の野菜。

ワインはCWFCのナパさんがPalminaで作る「Ch.igai Takaha Samurai Bellezzio Tocai Friulano Honea Vineyard」。アルコール度が11.5%とカリフォルニアワインとしては異例の低さ。主賓があまりアルコールに強くないため,このワインにしてみました。以前飲んだPalminaのフリウラーノはちょっと優しい甘さがありましたが,今回のはかなりきりっと酸味が効いています。

次はポルチーニ茸のスープにエスカルゴ。ポルチーニの濃厚な味わいが癖になりそうです。エスカルゴもアクセントになって美味。
ポルチーニのスープとエスカルゴ

その次はこの店のスペシャルでもあるトリュフのリゾットにフォアグラのソテーを載せたもの。
トリュフのリゾットとフォアグラソテー
トリュフのリゾットは香りがたまりません。ここのシェフの以前の店でランチのトリュフリゾットは食べたことがありますが,それとは濃厚さが段違い。さらにフォアグラのソテーと合わせて食べると香りと味わいが二重奏でやってきます。

実はトリュフのリゾットはコースに入っているだろうと思い,事前にツイッターでどんなワインが合いそうか聞いてみたところ,コルトン・シャルルマーニュとか,薄めの赤といった意見をいただき,今回はダービースのシャルドネ・カーネロス2003を持って行きました。ふくよかで熟成によるちょっと紹興酒のようなニュアンスも出始めており,悪くないマッチングだったと思います(Derbesのワインの購入はこちら,安いです)。Kistlerとかのシャルドネでもよかったかもしれません。

赤だったら何がいいでしょうねえ…酸の少なめのピノとか?Pisoniあたりだったらどうでしょう?

さて,これがメインのような感じではありますが,さらにメインディッシュが来ます。かなりのボリューム。鴨肉のソテーです。
鴨肉のソテー
これは周りがカリッと焼いてあり,中はほどよく火が通っているといて,その対照がおもしろいです。奥にあるナスもテクスチャが絶妙。

ワインは再びCh. Igai TakahaからBarberaです。ちょっとフレンチのどっしり感には負けていたかもしれません。和食とかもうちょっとあっさりした食事に合うワインでした。

デザートはキャラメル味のムースなど。
デザート

いやいやおいしゅうございました。
Ch. Igai Takahaのワイン

ビストロ kif-kif フレンチ / 白金高輪駅泉岳寺駅白金台駅
夜総合点★★★★ 4.0

Date: 2010/0810 Category: グルメ
Posted by: Andy
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カリフォルニア州観光局と,カリフォルニアの農産物を紹介している「Buy California Marketing協会」が共同プロモーションとしてレシピコンテストを開催しています(カリフォルニア農産物を使ったアイデアレシピコンテスト開催決定♪ | レシピブログ)。

前菜部門とメイン部門,デザイン部門がありグランプリの1名はサンフランシスコとナパバレー・ワイントレインを巡る6日間の旅行に招待があります。

このほかベストフード&ワイン賞はカリフォルニアの食材とワイン2本のセット,部門賞はカリフォルニアの食材とワイン1本,オリジナルタンプラーがプレゼントされます。

審査のポイントは「カリフォルニア農産物を活かしたヘルシーお料理」「色合いや見た目がおいしそうなお料理」「ワインが楽しめるお料理」とのこと。ぜひ応募してみてください。

自分も何か考えたいなあと思ってます。
Date: 2010/0719 Category: グルメ
Posted by: Andy
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というわけで豚しゃぶを堪能して,いよいよ本来の目的であるポスト印象派展に向かったのですが,さすが人気展覧会。午後3時でも40分待ちという人の多さ。ちなみにこの日は会期中唯一日曜日で8時までオープンしている日。そのせいもあったのかもしれません。

中もすごい人で一つの絵を見るのに5分くらいかかるような感じです。僕は後ろから見ても大丈夫ですが,子供たちは一番前に行かないとちゃんと見られないし。

ドガの「階段を上がる踊り子」は一番最初の絵。やっぱり光の使い方が上手だなあと思いました。モネの「日傘の女性」はここまで崩してしまっていいのかという,ちょっと衝撃すらある作品でした。

このほか,記憶に残った作品はジョルジュ・レメンの「ハイストの浜辺」,ゴッホの「アニエールのレストラン・ド・ラ・シレーヌ」,ゴーギャンの「黄色いキリストのある自画像」,フェリックス・ヴァロットンの「ボールで遊ぶ子供のいる公園」,アンリ・ルソーの「蛇使いの女」など。

特にルソーの作品は,暗いところの描写がすばらしく,それと蛇使いの女の目の強さは一番印象的でした。やっぱり本物を見るというのはいいものです。

これだけのボリュームのこれだけの名画をこれだけの人の中で見るのはかなり消耗しましたが,豚しゃぶパワーでなんとか乗り切れました。
Date: 2010/0719 Category: グルメ
Posted by: Andy
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パリのオルセー美術館が改修中ということで,これまでにない規模の作品が来ているという「ポスト印象派」展に行ってきました。ついでに,というわけではないですが,会場である国立新美術館に隣接している「豚組 しゃぶ庵」にもいい機会なので,行くことに。初しゃぶ庵は家族での訪問になりました。先日紹介した「『小さなお店のツイッター繁盛論』 @hitoshi にみるお勝手口理論」のお店です。

出かける前にちょっとすったもんだがあったので大分出遅れ,「しゃぶ庵」についたのは1時40分過ぎ。もちろんTwitterで@hitoshiさんに連絡してその時間に個室を取ってもらっています。

しゃぶ庵に来たのは,単純に来てみたかったのもありますが,子どもが鍋でしゃぶしゃぶする本当のしゃぶしゃぶを食べたことがないと言うことなので。しゃぶ庵は1000円のビュッフェランチもあるのですが,今日はちょっと張り込んでしゃぶしゃぶランチにしました。

ここの豚しゃぶはスタンダード銘柄とプレミアム銘柄,特撰銘柄と3種類あるのですが@hitoshiさんからの大サービスもあり,全部味わうことができました。この日はプレミアムは鹿児島の黒豚,特撰は幻霜ポークという銘柄。

はっきり言ってスタンダードでも十分すぎるくらいおいしいのですが,プレミアム,特撰と移るとまた個性があっておいしいのです。特にバラ肉よりもロースで味の違いが大きく感じました。幻霜ポークは甘みと旨みが一味違う感じ。黒豚は旨みと力強さがありました。

漬けダレも塩ダレ,フルーツポン酢,ごまだれとあって,どれも秀逸。ただ,豚肉の違いを味わうには,味の強いごまだれよりも塩ダレやフルーツポン酢の方がいいと思います。

肉だけでなく,野菜や,〆のラーメン,デザートのシャーベットもどれもおいしかったです。家族も大満足で連れていった甲斐がありました。

この日はランチだったのでアルコールは抜きでしたが,仮にワインに合わせるとしたら何がいいかなあ…結構難しいです。肉ですから脂はありますが,そんなにしつこい脂ではないので,赤よりも白の方が合うような気がします。シャルドネのフルボディのものとかかなあ。赤だったら熟成したピノ,イメージ的にはカリフォルニアよりブルゴーニュな感じでしょうか。ロゼのスパークリングあたりもいいかもしれません。

長くなったのでポスト印象派展については続きで。
Date: 2010/0618 Category: グルメ
Posted by: Andy
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毎年4月~5月に開催されている「カリフォルニアワイン バイ・ザ・グラス」の優秀店が発表されています(カリフォルニアワイン バイ・ザ・グラスキャンペーン 優秀店発表|ゴールデン・ステート -カリフォルニア ワイン-)。

優秀店に選ばれたのは東京6店,名古屋1店,大阪5店,グループ2店の計12店と2グループ。東京では新宿にある「手打そば大庵」というそば屋さんも選ばれています。そば屋でワインは珍しいなあと思ったのですが,takuyaさんのブログによると,以前にも選ばれたことがあるとか。

Webサイトに載っていたカリフォルニアワインのリストを見ると,18種挙げられているカリフォルニアワインの中で一番高いのがBrewer-CliftonのSanta Rita Hills Pinot Noir 2007の7000円。このワイン,日本での市販価格で5000円前後ですから7000円というのはレストラン価格としては破格といってもいいくらいの安さです。これ以外のワインのラインナップもなかなか渋いところをついていてよく考えてあるなあと思いました。

優秀店に選ばれたところはアンコールプロモーションがある(上記の店は7月31日まで)そうなので,試してみてはいかがでしょうか。

Date: 2010/0405 Category: グルメ
Posted by: Andy
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日曜日に三浦半島は三崎港の朝市と鎌倉に行ってきました。

まず向かったのは三崎の朝市。ここは毎週日曜日5時~9時まで朝市をやっています。といっても実際は8時くらいにはほとんどの店が店じまい。6時~7時半あたりがピークのようです。

三崎朝市

この写真は7時45分くらい。もう品物も随分減っています。7時からのセールのキンメダイを買ったり,屋台で買い食いしたり,もちろんマグロも買ってます。野菜も結構安くていいです。

9時前には三崎を出て,鎌倉に向かいます。途中,佐島の港に寄って捕れたてを釜揚げしたシラスも購入。

鎌倉は桜の季節でもあり,とにかくすごい人。ただ,桜はうちのあたりと比べてもだいぶ早そうで,もう芽が出ている木が多くなっていました。

鶴岡八幡宮に向かいます。

鶴岡八幡宮

この写真は参道から撮ったものですが,大銀杏の木がなくなって左側がちょっとすっきりしてしまいました。

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Date: 2010/0403 Category: グルメ
Posted by: Andy
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もう今年で16回目になるという「カリフォルニアバイザグラス」プロモーションが始まりました。

首都圏,関西圏,名古屋地区の約230軒のレストランが参加して,カリフォルニアワインをグラスで供します。店舗によってやっている期間は違うので参加店のページを見て行くのが吉でしょう。

麻布十番のカリフォルニアワインガーデンでは50種類のグラスワインを出すとのことです。

グラスワインというと割高だったり,安ワインだったり,コンディションがいまいちだったりといったあまり良くないイメージを持ちがちですが,こういうキャンペーンで多くの人が飲めば,いいワインをいいコンディションでリーズナブルな価格で提供しやすくなるわけですからいいですよね。

参加店のみなさんがんばっていいメニューを作って下さい。教えていただければここでも紹介しますよ~
Date: 2010/0325 Category: グルメ
Posted by: Andy
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"【とんかつ豚組5周年だよ】3月21日、西麻布豚組は5周年を迎えます。で、周年祝いの大盤振る舞いを勝手に決めました。3/21〜3/28の間、ご希望の方にはとんかつを厚さ約3cmの「超厚切り」に無料でアップグレードします!(但しロースのみ)"
Twitter / 豚組(とんかつ・しゃぶ庵・やきや)

というのをTwitterで読み,とんかつ好きとしてこれまでも気になっておりながらなかなか行けなかった西麻布の豚組に,意を決して行ってきました。
とんかつ豚組
頼んだのは1500円のランチ。ロースとんかつにキャベツ,お新香,味噌汁,ご飯がつくセットです。このロースカツが同じ値段で3cmの厚みの肉になってしまうというからびっくりです。ちなみにこの日のランチセットの肉は「琉香豚」(りゅうかとん)と書いてありました。沖縄県産の豚で,「那覇ミート」の紹介によると,旨みが多く,脂身が少ない豚のようです。

初対面の方も含めて,この日集まった5名(うち女性2名),もちろん全員これを注文です。しばらく待っていると,5周年記念だというサービスのコロッケが出てきました。
コロッケ
俵型に作られたこのコロッケ,よくこの形のまま揚げたなと思うほど柔らかく,ジャガイモの味がとてもよい,これだけでもかなりの逸品です。

そして20分ほど待ってようやく来ました,3cmとんかつ。
とんかつ
分厚いです。デンとしてます。断面はこんな感じ。
とんかつ断面
パソコンのブラウザで見たら,大体この写真が実物大だと考えていいと思います。他のメンバーは,100円玉と厚さを比べたりiPhoneで定規ソフトをダウンロードして測ったり,となかなかユニークな行動に出ていました。ちなみに100円玉の直径は22.6mm,500円玉は26.5mmだそうです。1円玉は20.0mmちょうど。

さて,肝心のとんかつの味ですが,こんなのおいしいに決まっています。琉香豚の性質のせいか,脂っぽさは少なく,意外とあっさりしています。脂の旨みを味わうというより3cmの厚さでゆっくりと火を通された肉自身の旨みを楽しむタイプ。肉汁たっぷりで噛むごとに味が口中に広がるのが3cmの醍醐味でしょう。衣もサクサクで,おいしいです。それにしてもこれだけの厚みの肉を固くならず,中までしっかり火を通して揚げる技術もさすが。

あ,もちろん「とんかつは塩」派として塩でいただきました。他のメンバーも大体塩を使っていたようでした。

それとこの店はとんかつだけでなく,他のものも全部レベルが高かったです。お米や味噌汁の味もよかったし,キャベツにかけたフルーツポン酢も秀逸。キャベツはボウルに入ったのを取り分けて食べたのですが,個人的にはボウルからむしゃむしゃ食べたかったくらい。小皿に取って食べたので,ちょっと控えめにしてしまいました。そこだけちょっと後悔。また,ちょっとスモークの効いた沢庵も意外な美味。沢庵はほかではあまり食べないのですが,これはマジでおいしかったです。

というわけで大満足の3cmとんかつでした。またやってください。
Date: 2010/0211 Category: グルメ
Posted by: Andy
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最近,ちょっと縁があってハイボールをときどき飲むようになりました。ワインは開けると3日くらいかけて飲まないといけないので,少しだけ飲みたいといったときにはちょっと重かったりすることがあります。酎ハイ系も何回か試しましたが,甘くて食事には合わないことが多く。その点,純粋なハイボールはドライなので,応用範囲が広いです。

このように

最初から缶になったものもありますが,

と,ウイスキーとソーダ,グラスがセットになったものもあります。缶は楽ですが,自分で作るのもなかなか楽しいです。注意点としてはソーダやグラスはなるべく冷やしておくこと。ぬるいとすぐに炭酸が飛んでしまいます。

ハイボールはブームになってテレビにも取り上げられてました。面白いものです。
Date: 2010/0202 Category: グルメ
Posted by: Andy
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炊飯器ではここやmixiでいろいろな方にコメントいただきました。ありがとうございました。結局三洋の「おどり炊き」を買いました。

ときどき蒸気機関車みたいな音を立てて炊きますが,それほどびっくりするようなことはなく,蒸気も全く問題なかったです。ひとつだけ誤算だったのは,一番売りの「熟うま」コースは無洗米では利用できなかったこと。吸水が違うからですかねえ。ま,普通に炊いても十文おいしいです。今までの炊飯器もかなりよかったですが,今度の方がお米の粒が輝いている感じです。

炊飯器が来たのと直接関係ありませんが,ほうぼうで話題の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」もようやくゲット。ご飯に乗せて食べてみましたが,おいしいですねえ。でもこれは取り過ぎが怖い。おかずがないときの備えにしておいた方がよさそうです。冷奴とかに乗せてもおいしそうです。

Date: 2010/0125 Category: グルメ
Posted by: Andy
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古くからの知り合いが先日ブログに書いていた美人ママサラダが気になってます。

ということをTwitterでつぶやいたところ,さっそくのりこさんが「昨夜美人ママサラダ作った。好評でしたよ」とのこと。

レシピは「里芋をつぶしといて、梅をたたいといて、里芋を梅・おかか・ゴマ・しょうゆであえて、刻んだ小ネギとのりをぱらぱらっとかける。これだけ!」とのことで,のりこさんは里芋を「皮をむいて一口大に切ってチンしてから軽く潰し」たそうです。

お試しあれ。といいつつ自分ではまだ作ってないんだけど(爆)。

なお,美人ママについてのお問い合わせには答えかねますのでご了承のほどを(笑)。