オーパス・ワンに匹敵する(というか勝るとも劣らない)品質で、今やオーパス・ワンより安くなってしまったポートフォリオ。一番の問題は生産量の少なさ(1万ケースを超えるオーパス・ワンに対してこちらは300ケース以下)と、それに伴う濃くない流通量の少なさです。
2008、2009年は既に輸入元完売(「輸入元完売のポートフォリオ」参照)で、ようやく入荷した2010年は生産量が200ケースとさらに少なくなっています。
ほしいときには買えない可能性が高いワインなので、買うならば見つけたときに買っておきましょう。
2008、2009年は既に輸入元完売(「輸入元完売のポートフォリオ」参照)で、ようやく入荷した2010年は生産量が200ケースとさらに少なくなっています。
ほしいときには買えない可能性が高いワインなので、買うならば見つけたときに買っておきましょう。
Wine Advocate誌でカリフォルニアのピノ・ノワールに初めて100点が付いたのは今年2月のこと。ピーター・マイケルの自社畑ピノ・ノワール2010年もの2種でしたが、いずれも日本には入荷していない銘柄でした(参考:カリフォルニアのピノ・ノワールにパーカーが初の100点)。
次の100点は、大方の予想通りマーカッシン(マーカッサン)。2002年と2004年のMarcassin Vineyardが100点になりました(参考:カリフォルニアでパーカー百点ワインの2番めが登場)。
Marcassin Vineyardのピノ・ノワール自体は日本への輸入がありましたが、10年以上前のヴィンテージであり、どちらも市中の在庫はほぼゼロという状況でした。
今回、柳屋にマーカッシンの両ヴィンテージが入荷しています。100点がついて以降としては初めてと思われます。
当然値段は安くないです (税込 96,984 円) 。海外では500ドル程度で売っているところもないわけではありません。ただ、これは100点が付く前に購入しているものでしょうから、日本でこれより安く買えることはまずないだろうと思います。
次の100点は、大方の予想通りマーカッシン(マーカッサン)。2002年と2004年のMarcassin Vineyardが100点になりました(参考:カリフォルニアでパーカー百点ワインの2番めが登場)。
Marcassin Vineyardのピノ・ノワール自体は日本への輸入がありましたが、10年以上前のヴィンテージであり、どちらも市中の在庫はほぼゼロという状況でした。
今回、柳屋にマーカッシンの両ヴィンテージが入荷しています。100点がついて以降としては初めてと思われます。
当然値段は安くないです (税込 96,984 円) 。海外では500ドル程度で売っているところもないわけではありません。ただ、これは100点が付く前に購入しているものでしょうから、日本でこれより安く買えることはまずないだろうと思います。
柳屋でマルティネリのシャルドネとピノ・ノワールがセールになっています。しかもシャルドネはマーカッサンでも使っているスリーシスターズという大盤振る舞い。つべこべ書きませんが、これは早い者勝ち。無くなる前にどうぞ。
キスラーのシャルドネの中ではエントリー版という位置付けにあるのがレ・ノワゼッティエール。ヘーゼルナッツという意味です。キスラーのシャルドネの特徴ともいえるナッティさをワイン名に出したのでしょう。ソノマ・コーストというAVAは明らかにしていますが、畑などは公開していません。
過去6000円台で売っていたこともありますし、昨年も7000円台が散見されましたが、今回の2012ヴィンテージに関しては税込みだと9000円を超えるところばかりです。円安もあり、値上がり基調にあるようです。
この分だと2013ヴィンテージ(質的には2012より上と言われています)のものは最安でも1万円を超えることになるかもしれません。
過去6000円台で売っていたこともありますし、昨年も7000円台が散見されましたが、今回の2012ヴィンテージに関しては税込みだと9000円を超えるところばかりです。円安もあり、値上がり基調にあるようです。
この分だと2013ヴィンテージ(質的には2012より上と言われています)のものは最安でも1万円を超えることになるかもしれません。
先日インポーター紹介を公開したソノマワイン商会が扱っているワインの中でもひときわユニークなのが、Alexander Valley Vineyardsのジンファンデルでしょう。
1978年に最初に作られ、カリフォルニアのジンファンデルの中でも人気のあるSin Zinに加え、Redemption(リデンプション=贖罪)、Temptation(テンプテーション=誘惑)という2種があります。
とりわけ目立つのがラベル。Sin Zinのラベルは17世紀にドイツで描かれたエッチングによるものだそうです。Redemptionのラベルは16世紀のイタリアの画家ティツィアーノ・ヴェチェッリオによるもの。Temptationはラファエルの絵をモチーフにソノマの画家が作ったそうでう。
私が試飲したのはSin Zinだけですが、ふくよかでバランスがよく、食事にも合わせやすいジンファンデルでした。味もアートワークも楽しめるワインです。
1978年に最初に作られ、カリフォルニアのジンファンデルの中でも人気のあるSin Zinに加え、Redemption(リデンプション=贖罪)、Temptation(テンプテーション=誘惑)という2種があります。
とりわけ目立つのがラベル。Sin Zinのラベルは17世紀にドイツで描かれたエッチングによるものだそうです。Redemptionのラベルは16世紀のイタリアの画家ティツィアーノ・ヴェチェッリオによるもの。Temptationはラファエルの絵をモチーフにソノマの画家が作ったそうでう。
私が試飲したのはSin Zinだけですが、ふくよかでバランスがよく、食事にも合わせやすいジンファンデルでした。味もアートワークも楽しめるワインです。
柳屋でウォルター・ハンゼルのシャルドネがセールになっています。「ケイヒル・レーン」2010はWine Advocatesで93点を取っているワイン。ロバート・パーカーによると、エキゾチックなフレーバーを持ち、芳醇でコクがあるワインなのに全く重くないそうです。Wenteクローンの特徴がよく現れているとも。
4月に「久方ぶりのポートフォリオ市販。お買い得感あり」という記事で紹介したポートフォリオ。今回輸入された2008年、2009年とも輸入元が完売になっています。
ワインメーカーのジェヌヴィエーヴ・ジャンセンズさんが元オーパス・ワンのワインメーカーで、オーパス・ワンでかつて使われていたHendyのBlock8のブドウを使っているなど、どうしてもオーパス・ワンと比較されるワイン。とはいえこちらはわずか300ケースほどの製造と、1万ケースを超えるオーパス・ワンとは大きく違います。
ポートフォリオが10年ほど前に日本に入ってきたころは、オーパス・ワンの国内価格が値崩れを始めていたころ。最安では1万5000円前後にまで下がっていました。また評論家の評価も低迷していました。当時のポートフォリオのイメージは「オーパス・ワンよりちょっと高いが、品質はオーパス・ワンより上」といったところでした。
その後、オーパス・ワンは品質復活を果たすとともに、流通経路を改革し、今では3万円以下で売られることはまずなくなってしまいました。
ポートフォリオの今の位置付けは、「オーパス・ワンに匹敵する品質で、価格はオーパス・ワンより下」といったところでしょうか。ポートフォリオの品質と価格はあまり変わっていませんが、回りの状況はずいぶん変わった感じがします。
ラベルの芸術性などを含めてどこに出しても恥ずかしくないワイン。入手はお早めに。
ワインメーカーのジェヌヴィエーヴ・ジャンセンズさんが元オーパス・ワンのワインメーカーで、オーパス・ワンでかつて使われていたHendyのBlock8のブドウを使っているなど、どうしてもオーパス・ワンと比較されるワイン。とはいえこちらはわずか300ケースほどの製造と、1万ケースを超えるオーパス・ワンとは大きく違います。
ポートフォリオが10年ほど前に日本に入ってきたころは、オーパス・ワンの国内価格が値崩れを始めていたころ。最安では1万5000円前後にまで下がっていました。また評論家の評価も低迷していました。当時のポートフォリオのイメージは「オーパス・ワンよりちょっと高いが、品質はオーパス・ワンより上」といったところでした。
その後、オーパス・ワンは品質復活を果たすとともに、流通経路を改革し、今では3万円以下で売られることはまずなくなってしまいました。
ポートフォリオの今の位置付けは、「オーパス・ワンに匹敵する品質で、価格はオーパス・ワンより下」といったところでしょうか。ポートフォリオの品質と価格はあまり変わっていませんが、回りの状況はずいぶん変わった感じがします。
ラベルの芸術性などを含めてどこに出しても恥ずかしくないワイン。入手はお早めに。
楽天のお買い物マラソンも始まるので、いくつかお薦めのワインを紹介します。
Vin du 268では先日紹介したシャトー・イガイ・タカハの新作2種が発売されています。白のケオケオは2000円台、赤のウラウラは3000円台前半という価格。
カレラのキュヴェVは、通常のセントラル・コーストに自社畑のワインをブレンドしたもの。似たようなものに「ジョシュ・ジェンセン・セレクション」というのがありますが、そちらはインポーターのJalux扱いのもの。キュヴェVはヴィノラムが輸入しています。
ジョシュ・ジェンセン・セレクションの方が1000円くらいお高くなります。味の違いはどうなのでしょう? ベースはセントラル・コーストですから、それほど変わらないのではないかと思うのですが。
最後に先日飲んでおいしかったアレキサンダー・ヴァレー・ヴィンヤードの「Sin Zin」。エレガントですが、ジンファンデルらしいふくよかさもあっていいワインでした。
Vin du 268では先日紹介したシャトー・イガイ・タカハの新作2種が発売されています。白のケオケオは2000円台、赤のウラウラは3000円台前半という価格。
カレラのキュヴェVは、通常のセントラル・コーストに自社畑のワインをブレンドしたもの。似たようなものに「ジョシュ・ジェンセン・セレクション」というのがありますが、そちらはインポーターのJalux扱いのもの。キュヴェVはヴィノラムが輸入しています。
ジョシュ・ジェンセン・セレクションの方が1000円くらいお高くなります。味の違いはどうなのでしょう? ベースはセントラル・コーストですから、それほど変わらないのではないかと思うのですが。
最後に先日飲んでおいしかったアレキサンダー・ヴァレー・ヴィンヤードの「Sin Zin」。エレガントですが、ジンファンデルらしいふくよかさもあっていいワインでした。
札幌の円山動物園とコラボしたスパークリングワインがあるのをご存知ですか? 中身はスペインのカヴァですが、エノテカが円山動物園と作っているそうで、売上の一部は円山動物園に寄付されます。
製造しているのはクロ・モンブランというワイナリで、品種はマカベオ、チャレロ、パレリャーダ、シャルドネだそうです。
税込で2000円切るワインなので気軽に飲みたいですね。真夏にキンキンに冷やしてシロクマ感を味わうのもいいかも。
上で紹介したダイエーのショップは2500円以上で送料無料と格安です。2本買えば送料無料になります。
製造しているのはクロ・モンブランというワイナリで、品種はマカベオ、チャレロ、パレリャーダ、シャルドネだそうです。
税込で2000円切るワインなので気軽に飲みたいですね。真夏にキンキンに冷やしてシロクマ感を味わうのもいいかも。
上で紹介したダイエーのショップは2500円以上で送料無料と格安です。2本買えば送料無料になります。
ワインライフの杉本さんが著名ワインメーカーのグレッグ・ブリュワー、ウクレレ奏者のジェイク・シマブクロと共同で作るシャトー・イガイ・タカハの「クロスト・ウイング」に新しいワインが増えました。
白と赤、どちらもイタリア系品種3種類をブレンドしています。3人のコラボレーションを意識して選んだものだそうです。醸造はグレッグ・ブリュワーとはブリュワー・クリフトンでタッグを組むスティーブ・クリフトンのパルミナで行っています。
白の名前は「ケオケオ」(Ke'oke'o)。ハワイ語で白の意味だそうです。Arneis 50%、Tocai Friulano 30%、Malvasia Bianca 20% のブレンドです。価格は3000円。
赤の名前は「ウラウラ」('Ula'ula)。ハワイ語で赤の意味だそうです。Dolcetto 35%、Sangiovese 35%、Barbera 30% のブレンド。価格は3500円。
本日からCalifornia Wine Gardenで販売しています。
白と赤、どちらもイタリア系品種3種類をブレンドしています。3人のコラボレーションを意識して選んだものだそうです。醸造はグレッグ・ブリュワーとはブリュワー・クリフトンでタッグを組むスティーブ・クリフトンのパルミナで行っています。
白の名前は「ケオケオ」(Ke'oke'o)。ハワイ語で白の意味だそうです。Arneis 50%、Tocai Friulano 30%、Malvasia Bianca 20% のブレンドです。価格は3000円。
赤の名前は「ウラウラ」('Ula'ula)。ハワイ語で赤の意味だそうです。Dolcetto 35%、Sangiovese 35%、Barbera 30% のブレンド。価格は3500円。
本日からCalifornia Wine Gardenで販売しています。