DuMOLはピノ・ノワールやシャルドネ、シラーを手がけるワイナリ。Marcassinなどと並んで、市場に出回ることが少なく入手困難で知られています。個人的には数年前にワイン会で飲んだシャルドネが忘れられない味の一つ。近年は正式輸入も途絶えてしまったため、もう飲めないかと半ばあきらめていました。

柳屋によると、それがなんと輸入復活。しかも単一畑のChloe 2008が税抜8000円台という安さ。このChloe、Aubertなども購入しているRitchieの畑のもの。Aubertだったらこの倍くらいはしてしまいます。ちょっと興奮して鼻血が出そうになってしまいました(笑)。ちなみに2008 ChloeはWine Advocate誌で95点。パーカーはDuMOLをシャルドネではトップ6に、ピノ・ノワールではトップ12に入るとしています。

昨年はSauvignon Blancのいいものが日本にだいぶ入ってきましたが、今年はもしかするとシャルドネの当たり年かもしれません。前述のAubertや、漢字ラベルになったDiatomなど、すばらしいワインが入ってきています。

今のカリフォルニアのいいシャルドネは、昔のようなコテコテの作りではなく、かなり繊細な味わいを持っています。ぜひ多くの人に試してもらいたいと思います。

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