SFクロニクル紙のワインメーカーズ・オブ・ザ・イヤーが発表されました(Winemakers of the Year connect California’s past and future - SFGate)。今年選ばれたのは2人。ベッドロック(Bedrock)のモーガン・トゥエイン・ピーターソン(Morgan Twain-Peterson)とターリー・ワイン・セラーズ(Turley)のティーガン・パッサラクア(Tegan Passalacqua)です。

共通するのは2人ともジンファンデルの新世代の担い手であること。ベッドロックについては、本ブログでもたびたび紹介していますが、ソノマを中心とした古木の畑の価値に改めて注目し、すばらしいジンファンデル(多くはフィールド・ブレンドによるブレンドもの)を生み出しています。

ターリーのティーガン・パッサラクアは、ナパの生まれですが、モーガンのようなワイン一家ではなく、大学でも建築を勉強したという人。その後、ワイン作りを勉強しながらターリーにインターンで入り、今にいたります。かつては濃厚一直線のワイン作りで知られたターリーですが、近年はバランスが取れたワインに変わっており、再び高く評価されるようになっています。