ナパの業界団体ナパヴァレーヴィントナーズは4月18日、ナパグリーンのプログラムにメンバー(ワイナリー、栽培者を含む)の半数が参加したと発表しました(Napa Valley Vintners Halfway to Achieving 100 Percent Napa Green Sustainability Goal)。ナパヴァレーヴィントナーズは2010年末までに全メンバーが参加することを目標にしています。

ナパグリーンのプログラムはサードパーティによるもので、カリフォルニアグリーンなどの認定機関が関わっています。2000年に始まったもので、2015年にはナパヴァレーヴィントナーズが上記の目標を掲げました。約5年の目標までの期間の中、2年で半数にたっしたというのは順調と言っていいでしょう。

全ワイナリーや栽培者がサスティナビリティのプログラムに参加するという目標はソノマがいち早く掲げましたが、業界団体の数が多く、調整に時間がかかっている印象があります。

ナパもナパヴァレーヴィントナーズに全ワイナリーが加わっているわけではないので、必ずしも一枚岩ではないのかもしれませんが、プログラムの推進には長けている印象があります。

環境にコミットするというのはこれからのワイナリーにとっては必須条件になるのでしょうね。