インスタ栄え、インスタ栄えとうるさい昨今、インスタ蠅などと揶揄する声も聞こえてきますが、先週韓国に行ったときは、レインボーカラーの綿菓子を屋台で売っていて、これもまたインスタ栄えなのだろうなあと思ったものでした。ワインの世界も例外でなく、ロゼワインのブームの理由としても、写真に撮ったときにきれいというのがあるようです。そして、ピンクだけでなく、真っ青なワインも登場していむす(Blue wine is now a thing because your Instagram doesn’t have taste buds. (Un) Fortunately, we do. - The Washington Post)。

スペインのワイナリーGitが作るこの「blue wine」、果皮に含まれるアントシアニンを植物由来のインディゴと混ぜることで、青い色を出しているそう。

目論見は当たって大ヒットしたのですが、スペインのワイン法に反しているとのことで、ワイナリーには罰金が科せられ、ワインという言葉も使えなくなったとのこと。それでもヒットを続けており、さらにはもっと法律の緩い国で、真似したものを作るところも出てきているとか。また、このほどようやく米国でも販売を始めるそうです。

なお、甘みを付加しているとのことで、食事と共に飲むにはあまり向かないかも。

調べたらこのワイン、日本でも売ってました。


日本で作られている青いワインもあるようです。どういう作り方をしているのかは調べてません、すみません。Gitと比べるとだいぶ淡い感じですね。


なお、カリフォルニアにはラ・シレナの「モスカート・アズール」が青いボトルのワインとして昔から人気ありますね。これはワイン自体は白ワインですが。ハイジ・バレットが作るワインですから、味は保証付きです。