デュレル(Durell)、ギャップス・クラウン(Gap's Crown)といったソノマの有名な畑のオーナーであり、キスラーやコスタブラウンにも出資している影の実力者がビル・プライスです。彼が自身のワイナリーとして作ったのがスリー・スティックス(Three Sticks)です。ワイナリーの設立は2002年と意外に古いのですが、2015年にはウィリアムズ・セリウムのワインメーカーだったボブ・カブラル(Bob Cabral)を迎えたことで、ソノマでも最高のピノ・ノワールを目指して一皮むけたようです。

参考:
キスラー謎のオーナー変更とスティーブ・キスラーの新ワイナリ
Kosta Browneが出資者を変更
ニュースまとめ,Tim Mondavi復活,Kistler買収か,SFに二つ目のワイナリなど

ワインは当然、デュレルやギャップスクラウンのブドウを使ったものが中心。ほかにもロシアン・リバー・ヴァレーを中心にブドウを調達しています。

このほど、この2015年のヴィンテージから日本への輸入も始まりました。輸入量はごくわずかなようですが、今後が期待されるワイナリーです。

船橋の山城屋さんにはちょうど入荷したようです。