8月10日、ナパで2018年の収穫が始まりました(Slightly behind last year, the Napa Valley grape harvest begins | Local News | napavalleyregister.com)。例年であれば、スパークリングワインのプロデューサー、中でもマム(Mumm)が最初の収穫をするのが普通ですが、今年は珍しくスティル・ワインから始まりました。ワイナリーはジャッズ・ヒル(Judd's Hill)で、ナパ市の北東にある畑からドイツ系の白ワイン用ブドウ(フィールド・ブレンドなので品種は複数)を0.5トンほど収穫したとのこと。

ちなみにスパークリングワインでは、マムが15日に少しだけ収穫をし、ドメーヌ・カーネロスが18日に始める予定だとのこと。

ハドソン・ヴィンヤードによると、昨年と比べると概ね10日ほど遅い収穫時期になっているとのことです。高温で山火事が頻発しているカリフォルニアですが、ナパは例外的に気温はさほど上がっておらず、収穫時期も平年並み、これまでのところ、非常に安定していいヴィンテージになる見込みです。

昨年の火事の後遺症も今の所みあたらないのもいいニュースです。今年は何事もなく終了しますように。

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