タコのラベルで話題を呼んだ「カーボニスト(Carboniste)」から今度はサバのスパークリング(ペットナット)が登場しました(タコラベルは「ゴージャスなピゾーニ・ピゾーニ、華麗なゲイリーズなどを試飲」で紹介しています)。

タコの方がアルバリーニョで、瓶詰め時に糖分と酵母を足して瓶内二次発酵も行っているのに対し、サバはピノ・グリジオで一次発酵の途中で瓶詰めして瓶内で発酵が続くことによって炭酸ガスが生まれる「ペットナット」の方式で作っています。タコも3.5気圧と普通のスパークリングワインと比べると低くなっていましたが、おそらくサバはもっと低いのではないかと思います(実はサバの方が高く4.5気圧だそうです)。どちらもアルコール度数11%台と低いのですっきり飲みやすいワインでしょう。山本昭彦氏はタコのスパークリングを「最高の寿司ワイン」と評しています。