ガロ
2019年4月3日に発表された、コンステレーション・ブランズからガロへの30を超えるブランドの売却がようやく完了しました。これほどまでに長くかかったのは独占禁止法違反でFTCによる認可が得られていなかったからです。2020年末にFTCの許可が出ました。

【過去記事】
ガロ、コンステレーションからフランシスカン、レイヴェンズウッドなど30以上のブランドを取得
コンステレーションのワインブランド売却続報
コンステレーションからガロへのブランド売却、一部差し戻し

実際に売却されたブランドは Arbor Mist, Black Box, Clos du Bois, Estancia, Franciscan, Hogue, Manischewitz, Mark West, Ravenswood, Taylor, Vendange, Wild Horseなど。売却に伴い、これらのブランドは既に日本市場では販売が終了しています。また、これらの大部分はブランドだけの売却であり、畑は含まず、生産設備も5つほどだけとなっています。コンステレーションは比較的安価なワインのブランドを売却し、プレミアム志向を強めていきます。