一昨年「日本人エンジニアがカリフォルニアでワイナリーを買った話が面白い」という記事で紹介した、ナパの東側ススーン・ヴァレー(Suisan Valley)のワイナリー「サンセット・セラーズ(Sunset Cellars)」が「足湯」を開設しました。

エンジニアだけど米国で足湯を開湯した話 – SF Tech-Tech」にその経緯が詳しく書かれています。

カリフォルニアではコロナ禍でテイスティング・ルームがすべて閉鎖されましたが、屋外のテイスティングから順次許可されていっています。6月15日には制限がなくなる見込みです。サンセット・セラーズでは屋外の充実のためウッドデッキを作ることを計画。その際に足湯も作ってみてはどうかということになったそうです。

ただ、足湯の認可がわからないため、役所に相談にいったところ、深さ的に「水たまり」と変わらないという判断になったとか。日本の役所だと定められていないものはダメと言ってしまいそうですが、禁止されていないからOKというのはアメリカらしいおおらかさです。

ボイラーの制御など大変なところもありましたが、そこはITエンジニアだけあってプログラムで制御できるようにし、さらにクラウド経由でアプリで温度の制御や確認ができるようにしたとか。

アメリカ人は最初は衛生的に懐疑的だったようですが、UVライトを付けてその疑念も払拭。今では喜んで入っているそうです。

早く日本からもアメリカのワイナリーに行けるようになってほしいものですね。
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