オレゴンで大規模な霜の害が発生しています(Willamette Valley could lose half its grape crop after frost hits Oregon vineyards)。

被害が一番大きいと見られているのがオレゴンのワイン生産の大半を占めるウィラメット・ヴァレーで、新芽だけでなく副芽までやられてしまったケースが多く、収穫の半分がなくなるのではないかという観測もあります。

また、品種によっても被害状況は異なり、芽が出るのが遅いローヌ系品種では比較的被害は軽そうで、シャルドネやピノ・ノワールの方が被害が大きいもようです。

まだ、被害状況の全貌はつかめていませんが、過去25年で最悪という話もあります。

カリフォルニアでは温暖なローダイなどで霜の被害が生じています。これも比較的珍しいことです。こちらも被害の全貌は掴めていません。