メルローの逆襲 by Swanson Vineyards
サイドウェイでマイルスが「メルローなんて糞ったれは絶対に飲まない」と叫んで以来,すっかり影が薄くなったメルロー。例えばWine & Spirits誌の調査ではピノの比率が14%と過去最高を記録したのに対し,メルローは6.5%と1991年以来の低さに落ちてしまったそうです。そのMerlotを救うべく,Swanson Vineyardsが奮闘しています。merlotfightsback.comというサイトを作り,各地でセミナーを繰り広げます。
今年は業界向けですが,来年のセミナーはコンシューマ向けも予定しているそうです。
メルローは1990年代,一番伸びたブドウ品種だったわけですが,人気の一方で質の低いワインが大量に作られたのも事実。ただ,すべてのメルローがだめなわけでなく,Wine Spectator誌のWine of The Yearを取ったPalomaのMerlotなど,優れたものももちろんあります。僕自身も以前ワイナリでテイスティングしたMatanzas Creekのメルローなど衝撃的なおいしさだったのをよく覚えています。毛嫌いしないで飲んで欲しいと思います。
"For the third year, Swanson Vineyards is taking its "Merlot Fights Back” seminar on the road, getting people to re-think this complex varietal. Why Merlot and why now? Swanson is singlehandedly trying to rescue Merlot from being maligned, re-introducing Merlot as the marvelous and complicated grape fundamental to magnificent red wines made around the world."
Swanson Vineyards Merlot Seminars: Merlot Fights back
今年は業界向けですが,来年のセミナーはコンシューマ向けも予定しているそうです。
メルローは1990年代,一番伸びたブドウ品種だったわけですが,人気の一方で質の低いワインが大量に作られたのも事実。ただ,すべてのメルローがだめなわけでなく,Wine Spectator誌のWine of The Yearを取ったPalomaのMerlotなど,優れたものももちろんあります。僕自身も以前ワイナリでテイスティングしたMatanzas Creekのメルローなど衝撃的なおいしさだったのをよく覚えています。毛嫌いしないで飲んで欲しいと思います。