読売新聞のサイトに,チリのモンテスがナパに進出し,そのワインを国内ではエノテカが販売するというニュースが出ていました。「ナパ・エンジェル(NapaAngel)2006」がカベルネ・ソヴィニョン90%とシラー10%で6300円,「ナパ・エンジェル・アウレリオズ・セレクション(NapaAngel Aurelio's Selection)2006」がカベルネ中心で1万500円。

米国での報道を調べたら8月にWine Spectator誌に載ったものがありました。これによると安いほうが45ドル,高いほうが70ドル程度を目指しているとのことでした。ブドウはOakville,Stags Leap,Yountvilleで単年の買い付けをしたとのこと。今後は長期的な契約をしていくそうです。

より最近のものではChina Wine Newsという中国人向けのワインニュースサイトに載った記事がありました。これは「NapaAngel」や価格(55ドルと90ドル)も載っていて,ほぼ今回日本で公開された内容に沿っています。また,テイスティングもしたようで「どのワインも非常に似通っている。ビッグでアルコール度数が高く,芳醇で,樽のニュアンスが強く,タンニンがやわらかい」と書いてあります。分かりやすいモダンな作りに徹している感じですね。

これだけの高価格のワインにしては,ワイン好きを引き寄せる魅力があまり感じられないのはどうしたものなのでしょう。なんとなくモンテスの世界中の販売網を使って売り抜けようというふうに見えてしまいます。