この記事の内容はもしかすると将来ワイン業界に大きな影響を与えるかもしれない,という感じがします。タイプは違うけどCrushpadに匹敵するくらいの意味があるかもしれません。

ワイン販売やコミュニティ・サービスを手がけるVinfolioが,ワイン・セラー管理サービスの最大手CellarTrackerと協力することになりました(発表記事)。Vinfolioは5月20日に「Vinfolio Marketplace」というコンシューマーがワインを売買できる場を7月に開始すると発表しましたが,そのシステムとCellarTrackerを連携させるということです。具体的に言うと,CellarTrackerのユーザーは,CellarTrackerのユーザー・インタフェース上でVinfolio Marketplaceを使った売買ができるようになります。

CellarTrackerは13万5000のユーザーが1200万本以上のワイン管理に使っています。僕もワインのレビューが見つからないときなどはCellarTrackerを見ることがよくあります。また,Vinfolioにとっては,実は既に販売するワインの7割はユーザーからの委託販売なのだといいます。つまりマーケットプレースが成り立つ土俵は十分に整っているといっていいと思います。Vinfolioのコミュニティ・サービスは先日紹介した記事でも高く評価されています。

CellarTrackerとVinfolioはコミュニティ・サービスという面ではライバルでもあるわけですが,どちらにとってもメリットがあるということで今回の提携に踏み切ったことも英断だと思います。

【追記】VinographyのAlder氏も「Today, the world, or more accurately, the market of fine wine has changed fundamentally with the announcement of the Vinfolio Marketplace.」と,今回の提携について書いています