ベルギーのIMECとオランダHolst Centreという会社が小型高感度のにおいセンサーを開発したそうです。技術的にはワインの香りの鑑定にも使えそうだとのこと。
" ガスの検知の原理はこうだ。まずこのセンサ・チップに,検知したい特定のガスを吸着する高分子材料を塗布しておく。ガスを吸着すると,MEMSの共振周波数が変わるため,圧電材料が発する電位の周波数も変わる。これによって,ガスの吸着を検知できるというわけだ。"

「『電子の鼻』でワインの香りも分かります」,ベルギーIMECらが高感度のガス・センサ開発 - デジタルヘルス - Tech-On!
香りの官能検査でワインがおいしいかどうかを判定するのは難しいような気がしますが,劣化ワインの判断ができると役に立つと思います。ブショネの原因であるトリクロロアニソル(2,4,6-TCA)の判定には利用出来そうな気がします。